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「八千代座歌舞伎―片岡仁左衛門特別公演―」記者会見 2/8(木)
2001.02.20




山蔭右京=片岡仁左衛門
 老朽化が進んでいた熊本・山鹿市の国指定重要文化財「八千代座」が、6年にわたる改修工事をこのほど終え、5月に改めてこけら落とし公演を行うことが決定した。記念すべき“平成のこけら落とし”は歌舞伎の片岡仁左衛門を迎えての特別公演となる。演目は『傾城反魂香』『身替座禅』。
 「八千代座」は明治43年にできた昔ながらの木造の芝居小屋。歌舞伎を始めとするさまざまな芸能で栄えていたが、昭和40年代以降はほとんど廃屋状態になっていた。昭和も終わりが近づく頃、往時の華やかさを知る地元のお年寄りたちが「瓦一枚運動」で募金を募り、5万枚の屋根瓦を修復。この運動をきっかけに歌舞伎の坂東玉三郎なども特別公演を行うようになっていた。今回の修復作業により、地元では八千代座を核にした町全体の活性化を期待している。四国・金丸座の「こんぴら歌舞伎」のように、「八千代座歌舞伎」が毎年恒例の行事となる日も近そうだ。

 片岡仁左衛門・片岡孝太郎親子が顔をそろえての会見。「劇場のこけら落としなんて滅多にないこと。呼んでいただけるとは、こんなに役者冥利なことはない」と穏やかな笑みを浮かべる仁左衛門丈。『身替座禅』で恐妻家の山蔭右京を務めるが、とにかく町をあげての修復作業に感心しきりという様子だった。「潰して新しいものを作る方が楽だろうに、もとの形をきっちり残して使いやすくするのはとても大変なこと。こうして庶民の方たち一人一人の気持ちが復興に役立っているのがすごくうれしい。歌舞伎は大衆の皆さんに支えられるべきもの。その象徴だと思う」。ちなみに文化財の中でオールシーズン使用できる芝居小屋は八千代座くらいなのだそうで、冬は床暖房で防寒OK。ただし冷房施設がない夏は?という問いに、地元の実行委員会会長さんいわく「……がまんしてもらうことになります(笑)」。ま、それもいい思い出になるかも。




公演データ
2001.5/18[金]―20[日]
熊本・八千代座

CAST 片岡仁左衛門 中村翫雀 片岡孝太郎 片岡愛之助

チケット申し込み方法
往復ハガキに【希望公演日時・席種・枚数(ハガキ1枚で6枚まで)・申込者の住所・氏名・電話番号】を明記の上、公演事務局まで郵送。先着順の受付となる(現在申込受付中)。なお、キャンセル券・または残券の販売は、4/9(月)AM9:00より、事務局にて電話受付


全指S席15,000円/A席12,000円

開演時間=12:00と5:00


申込・お問い合わせ=八千代座こけら落とし公演実行委員会事務局
〒861-0501 熊本県山鹿市山鹿1436 TEL.0968-42-8014


公式サイト=http://g4.pos.to/yachiyoza/kokera





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