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世田谷パブリックシアターの2代目劇場監督に、狂言師の野村萬斎さんが内定した。現劇場監督である黒テントの佐藤信さんに代わって、来年の秋ごろに就任する予定。具体的な就任の時期や、就任後初となる公演の演目などは現時点では未定だ。
萬斎さんは先月28日まで、同劇場との提携公演という形で、シェイクスピアの「まちがいの喜劇」を題材にした「まちがいの狂言」を上演していた。立ち見が出るなど大盛況のうちに終了した同公演は、7月18日からロンドンのグローブ座でも上演される。
今後とも伝統芸能と現代劇とを横断するような、斬新な公演が期待できそうだ。
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野村萬斎[のむらまんさい]

1966年、野村万作の長男として東京に生まれる。祖父である故・六世野村万蔵並びに父・万作に師事。三歳の時「靭猿」で初舞台を踏み、その後「三番叟」や最高秘曲「釣狐」「花子」などを披(ひら)く。「狂言ござる乃座」を主宰し「現代に呼吸する狂言」を探求するかたわら、狂言以外の分野でも幅広く活躍。85年には黒澤明監督の「乱」に鶴丸役で出演。94年野村萬斎を襲名、同年文化庁芸術家在外研修制度により渡英する。テレビではNHK「花の乱」での細川勝元役のほか、「あぐり」でのエイスケ役が話題を呼んだ。そのほかの舞台に「ハムレット」「子午線の祀り」など。著書に「萬斎でござる」(朝日新聞社)などがある。近年は狂言の演出・脚色も手掛け、99年「薮の中」の演出で文化庁芸術祭新人賞を受賞。スペース・ゼロを会場にした「新宿狂言」や“電光ケイジ君”が字幕の役割を果たす「電光掲示狂言」も好評を博している。安倍晴明役で主演の映画「陰陽師」は10月全国東宝系で公開予定。 |
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