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「屋根の上のヴァイオリン弾き」製作発表
2001.05.16


左より小林さやか、順みつき、西田敏行、島田歌穂、堀内敬子
 初演以来、実に34年の長きにわたり演じ続けられてきた名作ミュージカルが、3年ぶりに帰ってくる。94年に森繁久彌からテヴィエ役を引き継いだ西田敏行は、これが4度目の主演となる。99年に亡くなった上月晃にかわってゴールデを演じるのは、宝塚歌劇団の後輩にあたる順みつき。その他、長女ツァイテルを島田歌穂、次女ホーデルを堀内敬子、三女チャヴァを小林さやかが演じるなど、西田以外の顔ぶれを一新させて、新たなテヴィエ一家を作り上げる。
 帝政ロシア時代、寒村のアナテフカで酪農を営むテヴィエとその家族。敬虔なユダヤ教徒である家長のテヴィエは、ユダヤの伝統を省みず思い通りにならない三人の娘の結婚に思い悩む。そんな中、ユダヤ人への国外退去命令が出されてしまい……。

 前回公演終了から約5ヶ月後、ゴールデ役を演じてきた上月さんが帰らぬ人となった。公演関係者を紹介してゆく「顔寄せ」の席上、制作の方はとつとつとその思い出を語り、女優さんたちは涙をこらえていた。最後に、全員で黙とうを捧げる。上月さんの存在は、関係者の胸中で確かに息づいていた。
 ほぼ2年おきに行われてきた同公演だが、今回ばかりは1年多くの時間を要した。「上月さんが亡くなったときに、これで僕の『屋根の上のヴァイオリン弾き』は幕を引かなきゃいけないのかなと、それくらい強烈な想いがあった」と西田さん。新しくテヴィエ一家を迎えるにあたって、やはり不安がつきまとったというが、今は新たな夫婦のあり方を探って稽古をする“創る喜び”の方が勝ってきていると力強く語った。「再婚ですか? 新婚ですか? ってよく訊かれたんですけれど、今は新婚のつもりでいます(笑)」新しいテヴィエ一家の門出に注目したい。




公演データ
2001.6/1[金]― 30[土]
帝国劇場
STAFF 台本=ジョセフ・スタイン 音楽=ジェリー・ボック 作詞=シェルドン・ハーニック オリジナルプロダクション演出・振付=ジェローム・ロビンス 日本再演の演出・振付=サミー・ベイス
CAST 西田敏行 順みつき 島田歌穂 堀内敬子 小林さやか 上條恒彦 ほか


S席13,000円/A席8,000円/B席4,000円

お問い合わせ=劇場 TEL.03-3213-7221

東宝ホームページ=http://www.toho.co.jp



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