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「四代目尾上松緑襲名披露興行」記者会見 6/25(月)
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2001.07.02
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尾上辰之助
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来年(平成14年)5月に四代目尾上松緑を襲名する歌舞伎俳優・尾上辰之助。このほどその披露興行の狂言(演目)が発表になった。まず東京・歌舞伎座で5月が『義経千本桜・川連法眼館』の佐藤忠信と源九郎狐、『勧進帳』の武蔵坊弁慶、6月が『船弁慶』の静御前と平知盛の霊、『蘭平物狂』の奴蘭平。その後襲名披露興行は7月大阪松竹座、10月名古屋御園座、12月京都南座、平成15年2月博多座、7月以降公文協の全国公演と続く予定。87年に父・初代辰之助(三代目松緑を追贈)を、89年に祖父・二代目松緑を相次いで亡くし、若くして直接芸を教わるべき肉親を失った辰之助だが、市川新之助、尾上菊之助と共に“三之助”の兄貴分として脚光を浴びる一方で、ダイナミックな「荒事」の立役者として確実に成長を遂げている。今回の襲名により、さらなる「でっかい」役者を目指してほしい。

「今はありがたいというよりも、おそれ多い気持ち」と神妙な面持ちの辰之助。戦後歌舞伎を支えた祖父、40歳という若さで急逝した父は、共に豪快な芸風と芝居のうまさを併せ持った立役だった。その血を色濃く引く本人は「二人の偉大な先輩のように、江戸前の生世話も舞踊も時代物も、あらゆるものに挑戦したい。口幅ったいが“挑戦する松緑”を目指したい」とその決意を語る。また父の初代辰之助に三代目松緑を追贈したことについては「生きていれば三代目を継いだはずの父をさしおいて、自分が三代目を…というわけにはいかないと思った。気持ちの整理をつけるためにも、自分から永山(武臣)会長、(親代わりの尾上)菊五郎さんにお願いした」とのこと。なんだか胸にじん、とくる話ではないか。結婚も決まり、夫唱婦随で二年にわたる襲名披露興行を乗り切る覚悟は万全のようだ。
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二代目・尾上辰之助[にだいめ・おのえたつのすけ]

1975年生まれ。81年二代目尾上左近を名乗り、歌舞伎座「幡随長兵衛」の長松、「親子連枝鶯」怪童丸で初舞台を踏む。91年歌舞伎座「寿曽我対面」の五郎、「勧進帳」の義経で二代目尾上辰之助を襲名、現在に至る。屋号は音羽屋。舞踊の世界でも藤間流家元六世藤間勘右衛門として活躍。 |
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