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横浜21世紀座問題で和解が成立 2002.06.13
 本誌1月号でも取り上げた、坂東玉三郎さんが横浜21世紀座(現かながわドームシアター)の芸術監督を辞任した問題で、11日、同劇場の運営会社が、玉三郎さん側と和解が成立したことを明らかにした。玉三郎さん側が同社に対して1,750万円を支払い、同社が能舞台設備を引き渡すことなどで合意に達したという。
 
 玉三郎さんは劇場隣接する道路からの騒音問題とその対策の不備など理由に、オープニング公演直後の昨年2月、芸術監督を辞任。これを受けて劇場を運営していた株式会社横浜21世紀座は、運営が破綻したとして玉三郎さん側を相手取り、東京簡易裁判所に民事調停の申し立てを行っていた。また、同劇場を約12億円で買い取った神奈川県も、利害関係人として調停に参加していた。
 
 同劇場は「神奈川県民の芸術文化の振興」を旗印に、県の支援を受けて一昨年の12月横浜市中区に完成。坂東玉三郎さんを芸術監督に、国内外の古典芸能を2002年8月まで上演する予定だった。昨年2月の玉三郎さん辞任を受けて、5月に神奈川県が同劇場の買い取りを議会で可決。6月からは名称を「かながわドームシアター」に改め、正式に県営劇場として再スタートした。
 
 この問題では、市民団体「かながわ市民オンブズマン」が、12億3千万円もの金額で同劇場を買い取った県に対し、公金の不正支出であるとして損害賠償を求めている。


関連サイト
かながわドームシアター=http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/dome/
かながわ市民オンブズマン=http://homepage2.nifty.com/kana-ombuds/




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