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第19回「四国こんぴら歌舞伎大芝居」記者会見
2003.02.03
 毎年春の風物詩、香川県琴平町・旧金毘羅大芝居(金丸座)での「四国こんぴら歌舞伎大芝居」。今年は市川團十郎を座頭に、中村時蔵、坂東三津五郎らが顔をそろえた。
 午前11時開演の第一部は、團十郎家のお家芸で、地元からの要望も多かったという歌舞伎十八番の『鳴神(なるかみ)』、三つのお面を巧みに使い分けるなど、踊り手のテクニックも存分に味わえる華やかな舞踊『奴道成寺(やっこどうじょうじ)』の2演目。そして午後3時開演の第二部には、こんぴら歌舞伎では初めてとなる通し狂言『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』が登場する。同じ「吉三」という名前を持つ三人の盗賊の因果を描く、黙阿弥の名ぜりふに彩られた名作だ。
 7年ぶり3回目の参加となる團十郎は「こんぴらは朝も夜も早い。夜をどう過ごすかが問題」と笑いつつ、金丸座の魅力を「朝と夕方で見え方が違ってくる素敵な小屋。太陽と芝居が関係しているとつくづく思う」。また3年連続6回目の参加となる時蔵は、「そろそろ金丸座座付き俳優と呼ばれそう(笑)。小屋に合った演出、舞台機構を使っておもしろいものを」と意気込みを語った。襲名以来初めての金丸座登場となる三津五郎も、「弁当を食べて一杯飲んで、いい気分で踊りと芝居の楽しさを味わってほしい。『三人吉三』は自分が客席で観たい(笑)」。三人三様、通常の劇場公演とはひと味違う、こんぴら歌舞伎ならではの高揚感が感じられる会見だった。
 なお新たな試みとして、4月14日(月)の第一部では、耳の不自由な人のために字幕スクリーンを使用しての上演が実現することとなった。




公演データ
4/5[土]― 20[日]
香川・旧金毘羅大芝居(金丸座)
全指上場席(A席)13,000円/中場席(B席)10,000円/並場席(C席)7,000円


第一部〈11:00開演〉
歌舞伎十八番の内『鳴神』 鳴神上人=市川團十郎 雲の絶間姫=中村時蔵
『奴道成寺』 白拍子花子実は狂言師左近=坂東三津五郎

第二部〈3:00開演〉
通し狂言『三人吉三巴白浪』 和尚吉三=市川團十郎 お坊吉三=坂東三津五郎 お嬢吉三=中村時蔵

申し込み方法
往復ハガキの往信欄に[第2希望までの日時/席種/枚数(6枚まで)/電話]を明記の上、事務局まで郵送。2/7(金)消印有効。応募多数の場合は抽選となる。


郵送先=〒766-8502 香川県仲多度郡琴平町榎井817-10 琴平町役場内
「四国こんぴら歌舞伎大芝居」事務局 宛
 *キャンセル分の電話予約は3/12(水)より受付

お問い合わせ=「四国こんぴら歌舞伎大芝居」事務局 TEL.0877-75-6714・0088

*JTB(問=JTB高松支店 TEL.087-851-3055)、JR(問=JR四国商品企画課 TEL.087-825-1646)でも宿泊付観劇セット券ほかの販売あり。詳細は問合せを。





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