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蜷川監督、唐沢主演で「嗤う伊右衛門」を映画化 2003.06.03
 映画「青の炎」で21年ぶりに映画監督に挑戦した蜷川幸雄が、今年もメガホンを握ることになった。人気作家・京極夏彦の小説「嗤(わら)う伊右衛門」を、唐沢寿明の主演で映画化するもので、6月中旬からクランクインの予定。東宝の配給で来春全国で公開される。

 同小説は、四世鶴屋南北の名作狂言「東海道四谷怪談」が原作。京極夏彦はこの怪談の代名詞ともいえる作品を、独特の文体と斬新なキャラクター設定で純愛物語に仕立て上げ、泉鏡花文学賞を受賞した。きまじめで笑うことのない浪人の伊右衛門と、凛とした性格と美しさが評判だったが、病のため顔の片側が崩れてしまった岩との恋愛、2人を取り巻く人間たちの愛憎や狂気などを描く。主人公・伊右衛門を演じる唐沢は、所属事務所のホームページで「蜷川監督の並々ならぬやる気を肌で感じています。負けないよう精いっぱい頑張ります」とコメントした。
 
 蜷川は22年前にも、四谷怪談を原作にした映画「魔性の夏」を公開している。当時はグロテスクさを前面に出した映像表現で話題となったが、今回は京極版四谷怪談を題材にして恋愛映画を目指す。

公式サイト
唐沢寿明所属事務所 KEN-ON Group Official Website=http://www.ken-on.co.jp/index.html




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