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新国立劇場、芸術監督就任問題に決着
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2003.07.02
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継続審議中だった新国立劇場オペラ部門の芸術監督に、内定していた現・芸術参与のトーマス・ノヴォラツスキー氏が就任することが正式に決まった。1日、同劇場がマスコミ各社に公式に発表したもの。平成15年10月1日から平成18年6月30日までの3シーズンにわたって、オペラ部門の演目の選定や各演目のキャスト・スタッフの選定などを行う。
すでに同氏は2年前の5月に次期芸術監督として発表され、同年6月から芸術参与として監督就任後の公演準備などに取り掛かっていた。ところが6月19日に開かれた平成15年度第一回理事会では承認を得ることが出来ず、同月末にあらためて各理事に書面で意向を確認したところ、「多数の賛同が得られた」(同劇場発表)ため決定した。
これまで同劇場では1つの役に複数の歌手を起用し、多くの日本人歌手に出演機会を与えて育成する方法を採ってきたが、ノヴォラツスキー氏はシングルキャスト化の方針を打ち出していた。この点で国内のオペラ団体と意見の相違があったという。
なお、同氏の就任と同時に「オペラ相談会」の設置も発表された。同劇場と国内のオペラ団体との良好な関係を保つため、理事長の下で連絡と助言にあたる。

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