

左から森公美子、一路真輝(後方)、陣内孝則、涼風真世
>>拡大
|
|
魔女3人が宙を飛ぶ! ジャック・ニコルソン主演の同名映画(87年)でもおなじみのミュージカル・コメディー『イーストウィックの魔女たち』が日本初上陸。『レ・ミゼラブル』のプロデューサーとしても名高いキャメロン・マッキントッシュのオリジナル・プロデュース(00年初演・ロンドン)にもとづき、日本版では山田和也が演出を手掛ける。ロンドン産の最新フライング機構を用い、帝劇の天井を4,000万円かけて改装して臨むという“宙を舞う”シーンは必見だ。また、今注目の舞台美術家・松井るみによるユニークな舞台セットも見どころのひとつ。

「今初めて聞く方もいらっしゃるかと思いますが、私の夢は帝劇に出ることでした。これ本当です! 17歳で上京して以来28年、やっとたどり着きました。このことは、いずれ『長かった栄光への道』という自伝で……」と開口一番、会場を笑いの渦に巻んだのは主演の陣内。「僕の持ち前のさわやかな透明感を生かせないのは残念ですが、(演出の)山田さんに引っ張っていただいて。そして、これも初めて申しますが、(一路、涼風、森の)大ファンでございまして(会場爆笑)……一生懸命演じますのでよろしくお願いいたします」と終始ノリノリだ。
最大の見どころのひとつであるフライングに挑戦するのは、謎の男ダリル(陣内)に恋する魔女を演じる一路、涼風、森の3人。「観客の頭上にたゆたうように、2階席の目の前まで」(山田)帝劇の宙を飛ぶという。「高いところは好きなので、観客の方々を見下ろすという最初で最後かもしれない体験を楽しみたい」という一路と、「夢は空を飛ぶこと!」で、「真下を見下ろす感覚が大好き」だという涼風。この2人に対し、「高いところはまったくダメ」だという森は、「私の場合、皆さんより(飛行の)高さが低いかもしれないですけど(笑)、観客の皆さんに期待感と恐怖感を。テーマパークのような劇場になると思うので、その辺のエンタテインメント性を楽しんでいただきたい。私は慣れてしまえば、あとはお客様の恐怖だけですから(笑)」。
なんともスリル満点(!?)で楽しいミュージカルの誕生となりそうだ。これはもう、実際に劇場で体験するしかない!
|