

左から高岡蒼佑、椎名桔平、遠藤憲一、篠井英介
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これまで、イアン・マッケラン(79年・ロンドン)、リチャード・ギア(79年・ニューヨーク)、そして日本では役所広司(86年・PARCO劇場)など、そうそうたる俳優が主演をつとめてきた『ベント』。舞台は1934年、ベルリン。享楽的に生きていたマックスは、ホモセクシュアルであるという理由で強制収容所に連行される。ナチスドイツによる凄惨な同性愛者迫害、そこから浮かび上がる極限状態での愛を扱ったこの作品は、上演当時、一大センセーションを巻き起こした。その舞台が来年1月に再演されることが決まり、椎名桔平をはじめ、遠藤憲一、高岡蒼佑、篠井英介ら、豪華俳優陣そろっての記者会見が行われた。

主役のマックスを演じる椎名は「今回の舞台は(演出の)鈴木勝秀さんが10年来の知り合いということもあって、信頼できるチーム。しっかりとタッグを組んでいけると思う」と語り、4年ぶりの舞台出演へ気合い充分だ。若い頃演出家に叱られた思い出がトラウマという遠藤は「芝居イコール苦しいものというイメージがあって舞台はずっと断っていたけど、原作を読んですぐOKしてしまった」と、作品にすっかり魅せられた様子。「舞台は恐いものだと、わかっているつもりでわかっていないと思う。鈴木さんを信頼してがんばりたい」と話すのは、今回最年少の高岡。「PARCO劇場が好きで好きで、その昔エレベーターボーイのアルバイトまでしていた」という篠井は「PARCO劇場でとにかく素晴しい、この大純愛ドラマに出演するなんて、こんな幸せなことはない」と、思い入れのある舞台への意欲を見せた。映像の世界でも活躍するキャストが多いこの舞台、新年早々、人間の「尊厳」そして「愛」を現代に問いかける、まったく新しい『ベント』が誕生することになりそうだ。
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