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『羅生門 女たちのまぼろし』製作発表
2003.12.22
写真/左から堀井康明、保田圭、富田靖子、仲村トオル、浅丘ルリ子、原田美枝子、岩崎加根子、星田良子

左から堀井康明、保田圭、富田靖子、仲村トオル、浅丘ルリ子、原田美枝子、岩崎加根子、星田良子
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 時は明治。医学博士で小説家の北畠義一郎(仲村トオル)は、上野の博物館で平安絵画の傑作「地獄変」の前に佇んでいた。するとどこからか河童の四姉妹が現れ、彼を異郷の空間に誘う。そこは、芥川龍之介が描いた「開化の殺人」「開化の良人」「河童」「地獄変」「偸盗」「藪の中」「蜘蛛の糸」の世界。そこで繰り広げられたのは、愛とは、命とは、欲望とは、芸術とは何かといった人間の根元にかかわる物語だった。北畠を引きつけて離さない魔性の河童・バック(浅丘ルリ子)の正体は? そして北畠を愛してしまったバックの運命は!?
 芥川作品の中から名作を選りすぐり、ドラマチックに構成した新作劇。主演の浅丘ルリ子は、これがデビュー 50周年最初の作品となる。また演出では、CX「二人の母」、NHK「R.P.G.」などテレビの演出で活躍中の星田良子が、初めて舞台を手掛ける。

 なんと主役の河童姉妹の次女を演じる浅丘からは、「堀井さん(作者)の(求める)呼吸とかしゃべり方とか、ほんとに身の中に入っている」と頼もしい言葉が飛び出したが「ただ出番が多いのと、せりふが多いのと、いろいろ(衣裳を)替えなきゃならないっていうのが……」と苦笑。とは言え、本番では鮮やかな早替わりで観客を魅了してくれるに違いない。意外にもこれが初舞台となる仲村は、「清水の舞台からバンジージャンプって感じで、頑張ろうと思ってます。(役者生活)18年目ですが(舞台では)新人なんで、とにかく導かれる方に行こうと。失敗したら監督(演出家)のせいだと(笑)」と冗談を交えつつも、「でも、そんな言い訳しないで済むように、ちゃんとやっていきます」と真摯に語った。同じくモーニング娘。を卒業後、初舞台となる保田は、「一人で舞台に立たせていただくのは初めてなんですけど、ルリ子さんを始め、こんな素晴らしい俳優の皆さんと、まさか舞台に立てるとは思わなかったので、こんな幸せな初舞台はないんじゃないかなと思っています」と不安よりも喜びが大きい様子。また浅丘は「初舞台の二人にアドバイスを」との記者からの言葉に、「(仲村は)声も通ってますし、すごく真っ直ぐな芝居をなさいますし、余計なことはあんまりなさらないし、とても素敵です。タッパがありますし、見た目もすごく素敵ですから、すごく舞台に向いてると思います」と絶賛。また、すでに稽古場で演出家に泣かされていたという保田には、「(笑う演技が)アハッで終わってしまって、アハハハハハハハハって笑うことが出来なくて、走らされたりして、笑う練習をしていました。でも泣いていた保田さんが、素敵にペップ(浅丘の妹河童役)をやりこなせたらいいなって、期待しています」と温かく励ました。
 2004年の幕開けに、新たな芥川作品が誕生する。





公演データ
2004.1/4[日]−29[木]
日生劇場
STAFF 原作=芥川龍之介 脚本=堀井康明 演出=星田良子
CAST 浅丘ルリ子/仲村トオル/原田美枝子/岩崎加根子/富田靖子/保田圭/笹野高史/深沢敦


チケット発売中

全指S席12,000円/A席6,000円/B席3,000円

お問い合わせ=芸術座内 東宝日生公演係 TEL.03-3591-2333

日生劇場ホームページ=http://www.nissaytheatre.or.jp/
東宝ホームページ=http://www.toho.co.jp/




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