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宝塚歌劇宙組 三井住友VISAミュージカル『ファントム』制作発表 2004.02.27
 今年創立90周年を迎えた宝塚歌劇団が、宙組の次回公演において、ミュージカル『ファントム』を上演する。ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を原作にしたミュージカルというと、日本人にはアンドリュー・ロイド=ウェバー作曲版がなじみ深いが、こちらはアーサー・コピット脚本、モーリー・イェストン作詞・作曲で91年にアメリカで初演された『ファントム』。今回が日本初演となり、イェストンの書き下ろし新曲を加えた宝塚版として上演される。主演は、歌劇団きっての大型コンビ和央ようか×花總まり。ほか、専科の樹里咲穂、星組の安蘭けいらが特別出演する。

 肩までの長髪で、黒を基調にした衣裳に長身を包んだ和央と、白を基調にした衣裳で清楚な佇まいの花總。照明を落としたなかに主演コンビが登場し、ミュージカルナンバー2曲を丁寧かつ力強く披露すると、会場は一瞬、劇場空間へトリップしたかのような雰囲気に包まれた。同作品は「“人間”が深く描かれた『ファントム』」と演出の中村一徳が語るように、怪人の心の葛藤を掘り下げて描き、全米各地で人気を博した。作曲者のイェストンからは「この作品のメッセージを伝えるのに宝塚以上にふさわしい劇団はない」と賛辞のメッセージが贈られた。
 「曲が大きくて、(今歌って)曲の広がりを初めて空間で感じられた。全体として大きく演じたい(和央/ファントム役)」「ファントムの心に入っていくような歌い方を。清らかに演じたい(花總/クリスティーヌ役)」「綺麗な旋律なので、公演中ずっと聴けるのはうれしい(樹里/オペラ座の前支配人キャリエール役)」「自分に回ってくるのはどんな曲だろうと楽しみ(安蘭/クリスティーヌに想いを寄せるシャンドン伯爵役)」と、出演者たちも思い思いに意気込みを表した。
 オペラ座の怪人といえば……というおなじみのツールの一つ、怪人が被る仮面も披露されたが、羽があしらわれ、細かい石が張り合わされているような宝塚ならではの華麗な作り。心理状態に合わせて色味の違うものを付け替えるという演出もなされるそう。ロイド=ウェバー版で印象深い、怪人による“シャンデリア落とし”も登場する予定だ。




公演データ
STAFF 脚本=アーサー・コピット 作詞・作曲=モーリー・イェストン 潤色・演出=中村一徳 翻訳=青鹿宏二
CAST 和央ようか/花總まり ほか 特別出演=樹里咲穂/安蘭けい

【兵庫公演】
2004.5/14[金]−6/21[月] 宝塚大劇場


4/10(土)前売開始

全指S席7,500円/A席5,500円/B席3,500円
*新人公演は料金が異なる

お問い合わせ=インフォメーションセンター TEL.0570-00-5100

【東京公演】
2004.7/17[土]−8/29[日] 東京宝塚劇場


6/13(日)前売開始

SS席10,000円/S席8,000円/A席5,500円/B席3,500円
*新人公演は料金が異なる

お問い合わせ=東京宝塚劇場 TEL.03-5251-2001

公式サイト
宝塚歌劇団=http://kageki.hankyu.co.jp/





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