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宝塚歌劇90周年記念 日生劇場特別公演『花供養』舞台稽古
2004.09.01
写真/轟悠

轟悠
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 本日、日生劇場で開幕する宝塚歌劇90周年記念日生劇場特別公演『花供養』の舞台稽古が8月31日同劇場で行われた。本作品は1984年に宝塚バウホールで春日野八千代、神代錦、榛名由梨ら専科のメンバーにより上演された。歌も踊りもない、全編芝居のみで進めるという宝塚では異色の舞台だ。今回は初演よりやや規模の大きい日生劇場で、20年ぶりに専科の轟悠主演として再演される。

 西洋風の四角い空間である日生劇場の舞台を横長に切って、セットを建込んだ様子は歌舞伎風。その様式美あふれる舞台は20年前に“宝塚の新歌舞伎”と評されたのも頷ける。
 舞台稽古終了後、取材に応じた轟は、作品の魅力を「日本の美しさ」だと説明した。季節が夏から春に向けて進んでいく四幕構成での四季の美しさもさることながら、一番の魅力は芝居の“間”であるとのこと。とかくスピード重視の現代。その影響が芝居にまで及んでいる今こそ、間の大切さを感じ、日本をより感じて演じたいというのが思いのよう。
 再演に当たって、初演の春日野からのアドバイスに「ポスターほど(化粧を)白くしないでね」といわれたとか。主人公の役作りにも色々と工夫があるようだ。
 物語では江戸初期、徳川幕府に翻弄される天皇である主人公の苦悩が表現されている。「皇室の権威が失われていく時代の苦しみ、生きていくことの苦しみを滲み出せたら」(轟)。現代人が忘れかけている日本の良さを、思い出させてくれる作品になりそうだ。23日まで。





公演データ
2004.9/1[水]− 23[木・祝]
日生劇場
STAFF 作・演出=植田紳爾
CAST 轟悠/音月桂/白羽ゆり/山科愛/汝鳥伶/邦なつき/城火呂絵/灯奈美/愛耀子/磯野千尋/未来優希



チケット発売中

全指SS席8,000/S席7,000円/A席5,000円

お問い合わせ=阪急電鉄 歌劇事業部 TEL.03-5251-2071

宝塚歌劇団=http://kageki.hankyu.co.jp/




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