宝塚歌劇月組『飛鳥夕映え―蘇我入鹿―』『タカラヅカ絢爛II―灼熱のカリビアン・ナイト―』舞台稽古
2004.09.07
彩輝直
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9月3日より東京宝塚劇場で開幕する月組公演、王朝ロマン『飛鳥夕映え』とラテン・ファンタジー『タカラヅカ絢爛II』の舞台稽古が、同日同所で行われた。本公演は、月組主演男役・彩輝直の東京お披露目公演であると同時に、主演娘役・映美くららのサヨナラ公演。『飛鳥〜』では特別出演の雪組の貴城けい、花組の瀬奈じゅんと、月組の大空祐飛との三役役替わりも見どころの一つだ。また、ショーの『タカラヅカ〜』は星組からの続演となる。
歴史上では悪役として捉えられている蘇我鞍作(入鹿)を、国造りの理想に燃える青年として描いた『飛鳥夕映え』は、ベテラン座付作家柴田侑宏の脚本を、日本物の旗手として期待される若手の大野拓史が演出。政治の流れは比較的簡略に描かれ、鞍作暗殺(大化の改新)の悲劇的色彩よりも、どちらかというと柴田らしい恋愛の要素が目立ち、夕映えのシーンなど色彩の美しさも印象的だ。主演の彩輝は舞台稽古後インタビューに応え、鞍作役について「聡明で器が大きい人物。芝居では細かい解釈も大事だが、繊細になりすぎず、大らかに演じたい」と語った。また『タカラヅカ絢爛II』は、先に上演した星組版に新場面を加えて再構成したもの。彩輝が新生月組の魅力を「元気で、前向きで、のびのび」と話す通り、特別出演の瀬奈・貴城も含めた各々が個性を発揮してショーを極彩色に彩っていた。
相手役の映美くららと美しいコンビぶりを披露しているが、彼女の退団については「実感がありません。ご本人もそう言っていますけど。でも(2人でいると)瞬間瞬間でいろいろなことを感じます。ですから、そういった時間を大切に、充実したときを過ごせたらと思います」と優しく見守っているようだ。
「特別出演の貴城さん、瀬奈さんのいい刺激を受けて、その新鮮さを忘れずに千秋楽まで舞台を務められたら」と話す彩輝。インタビュー中、何度か“新鮮さを忘れずに”と口にした彼女だが、その言葉通りの初々しい新トップ。公演中にまたどのような変化を遂げるか、注目だ。
公演データ
2004.9/3[金]− 10/10[日]
東京宝塚劇場
STAFF 『飛鳥夕映え』作=柴田侑宏 演出=大野拓史
CAST 彩輝直/映美くらら/貴城けい 瀬奈じゅん 大空祐飛 ほか
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前売は完売。当日券は、当日朝10時より劇場窓口にて発売。ただし初日・新人公演・千秋楽については、前日朝10時より、チケットぴあ当日券専用ダイヤル(TEL.03-5237-9000)でのみ受付。
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全指SS席10,000/S席8,000円/A席5,500円/B席3,500円
*新人公演は料金が異なる
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お問い合わせ=劇場 TEL.03-5251-2001
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宝塚歌劇団=
http://kageki.hankyu.co.jp/
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