

左から水川あさみ、高橋一生、窪塚俊介、森本亮治、的場浩司
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浅田次郎の実体験を基にした小説「歩兵の本領」が舞台化されることになり、8日、記者会見が行われた。当日は、ミュージカル『エリザベート』大阪公演に出演中のパク・トンハを除くメインキャスト5名と、演出の杉田成道、脚本の和田憲明が出席。1970年代初頭の高度成長期の日本を舞台に、陸上自衛隊の隊員として生きる男たちの青春群像ドラマを描き出す。

「自衛隊員に見えるように」との演出家の指示で、今からハードなトレーニングを積んでいるのは、新兵役の窪塚俊介、高橋一生、森本亮治の3人だ。今回が初舞台となる渡辺役の窪塚は、「舞台ならではの見せ方を学んで、表現者としてステップアップしたい」と意気込みを見せる。「集団の中での人との付き合い方、各々の思いや苦悩の中での成長を描いた、どの時代でも共感してもらえる作品。観た人に感想を聞いてみたい」と語った。「自衛隊という独立した世界は、ある種の社会の縮図だと思う。その中で、悩み成長する人間模様が描かれた群像劇を作れたら」と話すのは、3人の中では舞台経験が最も多い佐々木役の高橋。ミュージカル『テニスの王子様』に続き舞台2作品目の森本は、ムードメーカー的なキャラクター・今野を演じる。「時代は違っても、心の部分は変わらないと思う」と真面目に語りながらも、コメントに詰まった末に、的場浩司に助けを求めて笑いを誘うところを見ると、森本本人もムードメーカーのようだ。
若手に囲まれて“兄貴”的な立場の的場は、「原作と脚本を読んで、素敵な作品だと思った。人間の本質の部分が描かれていると思う。(役については)必死に模索している段階。魅力を感じるし、こんな人が側にいたらいいな、と思う」と、作品に惚れ込んだ様子。新兵に理不尽な制裁を加える上官・和田を演じる。浅田作品ということで今回の脚本を引き受けたという脚本の和田も、「浅田さんの世界観を壊さないように作った」という脚本が、どのように舞台に再現されるのか今から楽しみだ。
同作品は、来年1月21日に紀伊國屋サザンシアターにて幕を開ける。
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