

アンジョルラスらしく立膝をする前列の5人
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岡幸二郎(2000回達成スペシャルバージョンのアンジョルラス役)



岸祐二(アンジョルラス役)



小鈴まさ記(アンジョルラス役)



坂元健児(アンジョルラス役)



東山義久(アンジョルラス役)



左からシルビア・グラブ(ファンテーヌ役)、本田美奈子.(ファンテーヌ役)、知念里奈(コゼット役)



藤岡正明(マリウス役・左)と佐藤正宏(テナルディエ役)
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8日都内某所で来年3月から帝国劇場で再演される『レ・ミゼラブル』の第1次製作発表が行われた。アンジョルラス役の岡幸二郎(94年・02年時)、岸祐二、小鈴まさ記、坂元健児、東山義久の5名と、新らたに配役されたメンバー、ファンテーヌ役のシルビア・グラブ、本田美奈子.、コゼット役の知念里奈、マリウス役の藤岡正明、テナルディエ役の佐藤正宏が参加。抽選で一般より60名がオーディエンスとして招待され、ラストには5人のアンジョルラスによる劇中歌「ABCカフェ」〜「People's Song」のスペシャル・バージョンが披露された。副題の“アンジョルラスと新しい仲間たち”を岡が思わず“愉快な仲間たち”と口を滑らせてしまうほど、笑いのたえない会見となった。

今回の製作発表は、司会を務める岡が出席者に質問&突っ込むというトークショー形式が取られた。
“新しい仲間”のトップバッターはファンテーヌ役・シルビアグラブ。「17年前に子役コゼットのオーディションを受けて、今そのママ(ファンテーヌ)として受かって驚いています」と戸惑いつつも感動はひとしおのよう。
同じくファンテーヌ役・本田美奈子.は、岡に「(前回演じた)エポニーヌ役じゃないんだね」と前置きされた上で、「一つの作品で違う役を演じるのは初めてなので、全く感じ方や考え方が違うと思います。一つの命を大切に、舞台の上で生きれたらと思っています」とコメント。
コゼット役からは知念里奈。「(『レ・ミゼラブル』を)初めて観たのが昨年夏の公演で、どうして今まで観なかったんだろうと思うぐらい素敵な作品。出るとは思っていなかったのでびっくりしています。今はコゼットの縦巻きロールが似合うかどうかだけが心配(笑)」と笑いを誘うと「(『ミス・サイゴン』のキム役とは)キャラ違うもんねー」と岡がすかさず突っ込み。同作に引き続きの共演で、すでにコミュニケーションはばっちりのようだ。
マリウス役から今回が初舞台の藤岡正明。製作発表の中では一番若いメンバーであることに対して「マリウスはフレッシュさと純粋さ一番大事だから」と岡に励まされると「かんばります!」と初々しく応じた。
テナルディエ役からはワハハ本舗座長の佐藤正宏。「問題は歌だな。楽曲は素晴らしいし、歌っていて楽しいのですが(笑)。幕が開いたら今までの日常とはかけ離れたような状態になるんだろうなと」。「ワハハ本舗の舞台のほうが、かけ離れていると思いますが」と岡に突っ込まれると、「確かにそうなんですが、今まではそっちが日常だったので。でもお客さんを楽しませるという点では同じだと思うので、楽しんでやっているのを観て楽しんでもらえれば」と東宝ミュージカル初参加を楽しんでいる様子。
アンジョルラス役からは、まず今回ブリジョン役も兼ねる岸がコメント。「アンジョルラスから見た学生たち、アンサンブルから見たアンジョルラス、両方の立場から考えていけるので、役に深みを与えたい」と抱負を述べた。岡アンジョルラスについては「華があるのでその部分は吸収したいが、キャリアも違う。ミュージカルは『ミス・サイゴン』と2作品しか経験がないので、今まで他の仕事で培ってきたものを生かしたい」と意欲を述べた。
小鈴は過去に、アンジョルラスと共に革命に参加するコンブフェール役を演じており、今回は両役で出演する。「同じ革命家で近い位置にいるので、コンブの時は、どうやってアンジョルラスを蹴落としてやろうか考えながら(笑)。同じ方向に向かっていても、個人の考えなど微妙な違いで大きな争いが生まれるところが近年の戦いに共通するので、カッコイイだけではなく、土臭く、血なま臭い、そんな革命に今の時代を盛り込んで何かを伝えられたら」。岡アンジョルラスについては「全く別物なので、追いかけません。わが道を行きたいと思います」
坂元は前回に引き続きアンジョルラス役を務める。「前回の製作発表のときに(自分と比べて出演者の)皆さん大きいので、本番までにはなんとかしたいといったものの、どうにもならなかった。だから身長の低さを活かして“庶民的な”アンジョルラスを演じようと思う」とユーモアたっぷりにコメント。革命家のリーダー像を問われると「ブレーキの利かなくなった新幹線のようなイメージで突っ走りたいと思います」と会場を沸かせた。
東山は今回が『レ・ミゼラブル』初出演。「まさか自分が、という表現が一番当てはまる。(今までは)歌っている人の後ろで踊っている役だったので。ある意味怖いもの知らずでやると思います」。岡が「しなやかなアンジョルラスになりそうですね」と聞くと「死ぬ時とか、必要以上に反ってみようかな、と。父に“革命とは死なり”という言葉を送ってもらったので、それを胸に頑張りたい」と気合い充分に述べた。
岡がアンジョルラスとして出演するのは、5月の2000回達成スペシャルバージョン公演のみ。4人のアンジョルラスに対しては「個性を活かして頑張って欲しい」と激励。岡自身は「鹿賀丈史さんのジャベールと共演するのは初めてなので楽しみです」と特別公演に向けて期待を述べた。本公演ではジャベールを演じる。
今回もまた見どころ満載の『レ・ミゼラブル』、2回、3回と足を運びたくなるかもしれない。
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