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『なにわバタフライ』公開舞台稽古
2004.12.24
写真/三谷幸喜

三谷幸喜
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写真/戸田恵子

戸田恵子
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 3年ぶりとなる三谷幸喜の新作舞台が、初日の開演4時間前に一部公開された。

 NHK大河ドラマ「新選組!」、映画「笑の大学」と04年も大活躍だった三谷幸喜が、04年の締めくくり、そして05年の幕開けに送るのが、新作舞台『なにわバタフライ』だ。出演は、戸田恵子ただ一人。舞台いっぱいに組まれた楽屋のようなセットは、所狭しと小道具の花束やぬいぐるみが置かれており、また舞台上部にはマリンバなどの打楽器が配置され、BGMや効果音などが生演奏される。
 稽古開始に先立ち、脚本・演出を手がける三谷幸喜が“舞台の見どころレクチャー”を行った。「3年ぶりに舞台をやったわけですが、先日のプレビューを観ていて、お客さんが成長したなあと感じました。お客さんたちが、きちんと観てくれている。うれしいことですね。セットは変わりませんが、ここが夜汽車の中になったり、病院、ステージの上になったり、さまざまに変化します。今回の演出としてのテーマは“見立て”なので、舞台上のさまざまなものを使いながら、芝居が進行するんです」
 10分程度のレクチャーのあと、1幕のみ舞台が上演された。舞台を終えて楽屋に戻って来た女優が、そこで待っていた記者に語りかけるといった設定だ。彼女の半生を本にしたいという記者を相手に、「私のこと?最初からって……、それやったらお父ちゃんのことから話さな……」と語り出した女優は、おもむろに立ち上がり、7歳の少女の姿に変身する――。
 小道具のぬいぐるみやカレンダーを、髪飾りや帯に見立てながら、彼女は自分の半生を語りはじめる。舞台のシーン、漫才のシーンも戸田の一人語りで進行するのだが、対話相手がその場にいないことを一瞬忘れてしまうほど、物語はスムーズに進んでいく。思わず作品にのめり込んでしまいそうになったところで、公開稽古は終了。あとは本番のお楽しみということになった。
 幕が降りた後、「実は台本には、実際には登場しない相手のせりふや、イメージキャストも書き込んであるんです(笑)。せりふは僕が言って稽古したんですよ。カーテンコールでお客さんが初めて、“あ、ひとり芝居だったんだ”って気付くような舞台にしたいです」と、三谷が笑顔で語り、舞台を後にした。





公演データ
STAFF 作・演出=三谷幸喜
CAST 戸田恵子 演奏=小竹満里/山下由紀子

【東京公演】
2004.12/18[土]− 2005.1/26[水] PARCO劇場


チケット発売中

全指8,000円

お問い合わせ=劇場 TEL.03-3477-5858

【大阪公演】
2005.2/2[水]− 13[日] シアタードラマシティ


12/25(土)前売開始

全指8,000円

お問い合わせ=キョードー大阪 TEL.06-6233-8888

公式サイト
PARCO劇場=http://www.parco-play.com/


過去の記事
WATCH FOR![『なにわバタフライ』製作発表]





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