【ポツドール・安藤玉恵がつづる「The Bridge Project 日記」】 - 特集ページ - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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シアターガイド×アーティスト シリーズ vol1

アングラの鬼才、リチャード・フォアマンが京都でワーックショップを開催! ポツドール安藤玉恵がつづる「The Bridge Project 日記」

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フォアマンさん復活!

写真/本日のおばんざい

“I don't like it.”撮影前に念入りに演出をつけるフォアマン

フォアマンさんは一日で回復されて今日は彼の演出の日。午前2つ午後2つ、4つのシーンを作った。セッティングを含め大体1つのシーンに1時間半くらい。セットが用意されている中に役者が配置されていく。「あなたは、ここ。“one”と言ったら、前にいる人に目隠しをして」これが私が最初にやった動き。他の12人の役者にも同様に指示を与える。モニターで全体をチェックしながら、“I don't like it.”と言ってはセットを変えたり役者の動きを変えたりする。全部の配置が終わり、いざ撮影という時になって全部をもう一度やり直すことも。だからこの“I don't like it.”が面白い。

撮影の間(セリフを言っているとき以外)はラジカセから音楽が流れつづけていて、それは例えば(ディズニーランドの)スペースマウンテンに乗る時の最初のエスカレーターで流れていそうな、例えばのび太の机の引出しの中で流れていそうな、能舞台なら橋掛かりで流れそうな、感じです。

プロフィール

安藤玉恵(あんどう・たまえ)

若者たちの赤裸々な人間模様を描き、注目を集めるポツドールの看板女優。劇団作品では、女性らしい細やかな表情から大胆な濡れ場まで体当たりの演技を見せる。また、テレビ「劇団演技者。」(CX)で放送された劇団作品「激情」「男の夢」や、映画「紀子の食卓」(05年、園子温監督)、「松ヶ根乱射事件」(06年、山下敦弘監督)、DVD「THE 3名様」シリーズなど、映像作品にも幅広く出演している。

リチャード・フォアマン

劇作家、演出家、デザイナー。1937年ニューヨーク生まれ。68年に「オントロジカル・ヒステリック・シアター」を創設。劇作・演出・舞台デザインをすべて一人で手がけ、思想的・宗教的色彩を帯びた斬新な作品を発表する。そのユニークな作風は演劇のみならず、美術・音楽・映像などさまざまなアートに影響を与えており、また古典作品やオペラの演出でも世界的な評価を受けている。オビー賞をはじめ受賞歴も多数。その活動は「反響マシーン リチャード・フォアマンの世界」(巻上公一・鴻英良編、勁草書房/2000年)に詳しい。

劇作・演出家のソフィー・ハヴィラントと共同で開始した『The Bridge Project』では、これまでにオーストラリア、ポルトガル、イギリス、ドイツのアーティストや大学と協働し、「舞台作品での使用」を意識した映像素材を撮影するワークショップを行っている。

2006.11.21

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