【ポツドール・安藤玉恵がつづる「The Bridge Project 日記」】 - 特集ページ - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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シアターガイド×アーティスト シリーズ vol1

アングラの鬼才、リチャード・フォアマンが京都でワーックショップを開催! ポツドール安藤玉恵がつづる「The Bridge Project 日記」

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昼下がりの初トークに興奮!!

写真/奥行きのある廊下での撮影

奥行きのある廊下での撮影

昨日に引き続き今日もフォアマンさんの演出日。一つのシーンで約10分〜15分カメラを回し続けるので、決められたポーズによっては「早く終わらないかな」としか考えられない場合もある。美術モデルをしている時の感覚に近い。廊下と階段を使って4つのシーンを作った。フォアマンさんは奥行きが30メートルある劇場で芝居を作っていたことが昔あって、そういう私の先入観からか、長い廊下を使っての、「縦の動き」と言うのかな、その演出が印象に残った。絵としていわゆる‘美しい’ものを作っているわけではないと思うのだけど、きっとその長い廊下のシーンは格好いいと思う。

昼休みに食事をしながらフレンドリーに話し掛けてみた。「ハリウッド映画は見るんですか?」「ここ6年くらいは見てないです。映画館には行きません、特に実験的なもの上映している映画館は、私が誰だかみんな知っているので、途中で帰れなくなるからです。昔テラヤマの作品は観ました。」「寺山の映画はどうでしたか?」「ん〜、まあまあです。」私はただのミーハーなフォアマンファンなのでこれらの会話ではほんとに興奮しました。

英語ができないわけではないけど、通訳の方が2人もいるし、スタッフ陣はほとんどみんな英語を話せるので、このワークショップのために英会話に行ったのは無駄だった。

プロフィール

安藤玉恵(あんどう・たまえ)

若者たちの赤裸々な人間模様を描き、注目を集めるポツドールの看板女優。劇団作品では、女性らしい細やかな表情から大胆な濡れ場まで体当たりの演技を見せる。また、テレビ「劇団演技者。」(CX)で放送された劇団作品「激情」「男の夢」や、映画「紀子の食卓」(05年、園子温監督)、「松ヶ根乱射事件」(06年、山下敦弘監督)、DVD「THE 3名様」シリーズなど、映像作品にも幅広く出演している。

リチャード・フォアマン

劇作家、演出家、デザイナー。1937年ニューヨーク生まれ。68年に「オントロジカル・ヒステリック・シアター」を創設。劇作・演出・舞台デザインをすべて一人で手がけ、思想的・宗教的色彩を帯びた斬新な作品を発表する。そのユニークな作風は演劇のみならず、美術・音楽・映像などさまざまなアートに影響を与えており、また古典作品やオペラの演出でも世界的な評価を受けている。オビー賞をはじめ受賞歴も多数。その活動は「反響マシーン リチャード・フォアマンの世界」(巻上公一・鴻英良編、勁草書房/2000年)に詳しい。

劇作・演出家のソフィー・ハヴィラントと共同で開始した『The Bridge Project』では、これまでにオーストラリア、ポルトガル、イギリス、ドイツのアーティストや大学と協働し、「舞台作品での使用」を意識した映像素材を撮影するワークショップを行っている。

2006.11.22

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