【ポツドール・安藤玉恵がつづる「The Bridge Project 日記」】 - 特集ページ - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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シアターガイド×アーティスト シリーズ vol1

アングラの鬼才、リチャード・フォアマンが京都でワーックショップを開催! ポツドール安藤玉恵がつづる「The Bridge Project 日記」

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世界を混乱に陥れるプロジェクト?

写真/紅葉に彩られる清水寺の舞台

紅葉に彩られる清水寺の舞台

朝5時50分。東京から友達が来た。清水寺が6時から入れるというので、早朝に五条坂を登る。とても寒い。

土日はワークショップはお休みで、大学で関連イベントが行われた。この『ブリッジ・プロジュクト』について、フォアマンさんとソフィーが説明するのが第一部。第二部で、実際にリスボンで撮影したものを舞台で使った作品を映像で見た。

そして最後に『ブリッジ・プロジュクト』の本当の目的を聞いて、爆笑してしまった。日本で撮った作品を含め、今まで4カ国で撮ったもの全て参加者がそれを今後自分の作品として使っていい権利が与えられているのだけど、知的所有権が問題になっている昨今、参加者(もう100人は超えているはず)がどれをどのようにでも使えるなんて、いったい……。どうやら、世界を混乱に陥れるプロジュクトらしい。そんなことはどうでもいいし、関係ないかなとも思ったけど、もしかしたら――参加しちゃったけど、事件に巻き込まれたくない。

写真/講演するフォアマン

講演中のフォアマン(右)

夜は大学院生の杉原邦生さんが演出するフォアマンさんの戯曲『パーマネント・ブレイン・ダメージ』を観劇。頭は痛くならずに、楽しめた。

プロフィール

安藤玉恵(あんどう・たまえ)

若者たちの赤裸々な人間模様を描き、注目を集めるポツドールの看板女優。劇団作品では、女性らしい細やかな表情から大胆な濡れ場まで体当たりの演技を見せる。また、テレビ「劇団演技者。」(CX)で放送された劇団作品「激情」「男の夢」や、映画「紀子の食卓」(05年、園子温監督)、「松ヶ根乱射事件」(06年、山下敦弘監督)、DVD「THE 3名様」シリーズなど、映像作品にも幅広く出演している。

リチャード・フォアマン

劇作家、演出家、デザイナー。1937年ニューヨーク生まれ。68年に「オントロジカル・ヒステリック・シアター」を創設。劇作・演出・舞台デザインをすべて一人で手がけ、思想的・宗教的色彩を帯びた斬新な作品を発表する。そのユニークな作風は演劇のみならず、美術・音楽・映像などさまざまなアートに影響を与えており、また古典作品やオペラの演出でも世界的な評価を受けている。オビー賞をはじめ受賞歴も多数。その活動は「反響マシーン リチャード・フォアマンの世界」(巻上公一・鴻英良編、勁草書房/2000年)に詳しい。

劇作・演出家のソフィー・ハヴィラントと共同で開始した『The Bridge Project』では、これまでにオーストラリア、ポルトガル、イギリス、ドイツのアーティストや大学と協働し、「舞台作品での使用」を意識した映像素材を撮影するワークショップを行っている。

2006.11.25

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