特集 多摩川アートライン 2008 パフォーマンスプログラム「多摩川劇場」[現地リポート 柴幸男さんと、多摩川散歩] - 特集ページ - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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多摩川アートライン 2008 パフォーマンスプログラム「多摩川劇場」

パフォーマンスプログラム クリエーター紹介 「多摩川劇場」現地リポート 柴幸男さんと、多摩川散歩

「多摩川劇場」現地リポート 柴幸男さんと、多摩川散歩

写真/柴幸男

「多摩川劇場」参加アーティスト3人の中で、一番若手の柴幸男さん。実は何度も多摩川取材に行っているらしいと情報を得て、さっそく連絡。「同行させてください!」「いいですよ、では明日」とトントン拍子に話が決まり、取材に同行することに。実はワタシ、多摩川線に乗るのは今回が初めて。なので柴さん、ガイドよろしくお願いします!

取材・文=熊井玲(シアターガイド)

写真/せせらぎ公園

改札を出て、駅からすぐの「せせらぎ公園」へ。遊園地の跡地だというそこは、小高い丘ひとつ分、緑あふれる自然公園になっていて、キンモクセイがいい香りだ。ちなみに11月1日にはこの公園で、珍しいキノコ舞踊団が野外公演を行う。

園内をぐるりと一周したあと、「せっかくだから、多摩川まで行ってみましょう」と川原へ。5分も歩かないうちに目の前には、雨で少し濁った水をたっぷりたたえた、太い川幅の多摩川が。東京都大田区と神奈川県川崎市を結ぶ丸子橋の真ん中までくると、川をより近くに感じることができた。「電車を降りた後、お客さんたちと川原まで来たいんですよね」という柴さんの言葉も、この光景を目にすると、なるほど納得できる。

写真/展望台

そのあと、もう一カ所見せたい場所がある、と柴さんは近くの神社へ。階段を上った境内の左手に、いきなり巨大パノラマが広がった。境内の一角が張り出した不思議なスペースなのだが、ここからちょうど多摩川が一望できる。柴さんはしばし遠い目でその光景を眺めながら、何か思案の様子。陸橋を渡る電車の音が、遠く響いていた。

再び歩き出し、ふと振り返った柴さんは「ここ、実は古墳なんですよ」と言う。え? ワタシ、古墳をこんな近くで見たの、初めてです! 柴さんによれば、実はこの辺りには古墳がたくさんあって、彼もまだ入ったことがないそうだが、古墳博物館なんかもあるのだと言う。それはぜひ見てみましょう!

写真/古墳

無料開放されているその博物館は、こじんまりとしたものではあるけれど、古墳の大型模型と出土した展示品が陳列されていて、意外と本格的。古墳の分布状況を示した立体模型によれば、この辺りだけで50数個の古墳があるらしい。あまりの多さに、柴さんと二人、思わずテンションがあがる。

「やっぱりねー、人は昔から川の近くで暮らしていたんですよ」

柴さんは感慨深げにうなずきながら、また思案顔。劇作家・柴幸男の胸中にある“取材メモ”に、また何かが追記されたようだ。

この日の取材はこれで終了。多摩川散歩、とっても楽しかったです。柴さん、ガイドありがとうございました!

公演情報

多摩川劇場は、多摩川アートライン2008のために、通常のダイヤの合間に運行する特別車両です。

1:運行日時
11月2日(日)・3日(月・祝)各日とも14時に運行
2:入場方法
  • 当日11時より、東急多摩川線「多摩川駅」改札外のインフォメーションセンターにて、整理券を配布。
  • 各回150枚の整理券を配布(車両指定・各車両50枚ずつ)。定員になり次第締切。
  • 車両ごとに、上演作品が異なります。
  • お一人様、1回につき1枚の整理券を発行。
  • ご乗車には必ず整理券及び乗車券(蒲田駅→多摩川駅間・大人150円)が必要となります。
  • 上演時間は約15〜30分を予定。(雨天荒天の場合は、変更の可能性あり)

多摩川アートライン2008 イベント・スケジュールはこちら
http://tamagawa-art-line.jp/2008/10/2008_4.html

多摩川アートライン2008・オープニングパフォーマンス
珍しいキノコ舞踊団パフォーマンス『PICNICKINOKO』

スタッフ
構成・演出・振付・出演=伊藤千枝
キャスト
井出雅子 山田郷美 佐藤昌代 篠崎芽美 石川勇太 茶木真由美 中川麻央 伊藤千枝
日時・会場
11月1日(土)16:00開演
田園調布せせらぎ公園(東急東横・多摩川線多摩川駅改札を出て左)
*屋外スペースでの上演を予定しています。暖かい服装でお越し下さい。
料金
無料
お問い合わせ
多摩川アートラインプロジェクト実行委員会事務局(asca内)
TEL.03-3731-4126
Mail.office@tamagawa-art-line.jp