![]()
“古くて新しい”名作がズラリ再演「井上ひさし<モダン・クラシックス>」
たっぷりの笑いの中に鋭くも温かい社会へのまなざしを湛えた良質な喜劇を書き続け、今なお第一線で活躍し続ける人気劇作家・井上ひさし。この8・9月、彼の初期作品から3つの名作が一挙に甦る。22年ぶりの再演となる『もとの黙阿弥』、斬新な趣向で大俳諧師の素顔に迫る『小林一茶』、江戸日本を舞台にシェイクスピア全作品のエッセンスを凝縮させた傑作『天保十二年のシェイクスピア』。井上作品の常連俳優、高橋長英・辻萬長・木場勝己の鼎談、演出家・蜷川幸雄を始め今回新たに作品とかかわる演劇人のインタビューなどを通して、井上作品の魅力に迫る大特集です。

“伝説の劇団”、12年ぶりに復活!劇団健康『トーキョーあたり』
80〜90年代の小劇場に颯爽と現れ、ナンセンスな作風で若者に熱狂的に支持された劇団健康。人気劇団ナイロン100℃の前身として、KERAが主宰した“伝説の劇団”が、12年の時を経て、ついに復活する! 手塚とおる、犬山イヌコ、大堀こういちといったアクの濃い劇団俳優らとKERAが集った座談会では、「演劇を全く知らなかった」結成当時の“笑劇的”なエピソードも明らかに。

舞台版も「キタ――― (゚∀゚) ―――!!!」『電車男』
女性にモテない一人の秋葉系ヲタ男が、ネット掲示板「2ちゃんねる」を通じたアドバイスを頼りに、一世一代の恋を成就させる――。ご存知ベストセラー本が舞台化されて、ついにこの夏登場。主演は、意外にも主人公の「イメージ通り」と言われることもあるという武田真治。映像を駆使するという映像作家・堤幸彦の演出にも注目だ。

大切なことを思い出させてくれる物語ミュージカル『星の王子さま』
フランスの作家サン・テグジュペリの代表作を、白井晃演出でミュージカル化したのが2年前。王子役を見事に演じ、作者の遺族から絶賛された宮崎あおいが、再び主演を務め、感動の舞台に立つ。飛行士役には新たに、ミュージシャンとしても知られる俳優・岡田浩暉。星々で出会う人間たちの姿を通して、王子がたどり着く真実とは?

まだまだあるぞ、世界の演劇スポットウィーン・シアター・レポート
ベルリンの有名劇団による来日公演ラッシュ後、ドイツ演劇に興味を持った方も多いのでは? この際、同じドイツ語圏の熱い演劇スポット、ウィーンもチェックしておきましょう。日本人初の名門ブルク劇場専属俳優・原サチコの活躍ぶりや、世界的に注目を集める劇団の新作プレミア上演も多いフェスティバルの模様など、クラシックなだけじゃない街の演劇事情に迫ります。

「夏に怪談」のそのワケは……TGスペシャル「怪談語りとそのココロ」
冷や汗タラーリ、生唾ごくりと身体の芯に訴える怪談。人びとを怖がらせ、それにもかかわらず愛され続ける怪談の“闇”の世界に、シアターガイドが崇り覚悟で踏み込みました。怪談語りで存在感を発揮している、稲川淳二、林家正雀(落語)、白石加代子、一龍斎貞水(講談)らへのインタビューや、「怪談由来の地めぐり」など。今回ばかりは手に汗握ってお読みください……。

その他、ブロードウェイ史上最強のミュージカル『プロデューサーズ』に挑む井ノ原快彦×長野博/藤木孝×岡幸二郎、バカバカしい限りのネタが炸裂する2年ぶり待望のソロ・ショー『フキコシ・ソロ・アクト・ライブ mr.モーション・ピクチャー』の吹越満、記念すべき20回目を迎える『おすましで SHOW(20) 20for…』の小堺一機らが登場。さらに、艶やかな光沢のあるモノクローム写真から役者の息遣いが伝わってくる、好評連載中の十文字美信の「劇顔」には、マシュー・ボーン演出・振付『SWAN LAKE』で王子役を務めた首藤康之が登場するなど、残暑なんて吹き飛ばして劇場へ足を運びたくなる特集&公演情報満載でお届けします!








