本誌のご案内[2007年11月号] - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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2007

極彩色で彩る松尾スズキ初の翻訳ミュージカル『キャバレー』

過去にハロルド・プリンスやボブ・フォッシーも演出を手掛けた傑作『キャバレー』に、翻訳ミュージカル初演出となる松尾スズキが挑む。フォッシーに共感し、本作にも近親的愛情を抱いているという松尾は、よりパーソナルな視点で本作を捉えるという。またヒロイン・サリー役の松雪泰子、MC役の阿部サダヲ、サリーの恋人・クリフ役の森山未來と振付を担当する康本雅子に、松尾版『キャバレー』の魅力を聞いた。

極彩色で彩る松尾スズキ初の翻訳ミュージカル 『キャバレー』

“名作”を現代人の胸に迫るリアルな作品に音楽劇『三文オペラ』

ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトと、作曲家クルト・ヴァイルが生んだ名作音楽劇『三文オペラ』に、この作品には特別な想いを抱いていたという白井晃(演出)が、初めて挑むことになった。主役で盗賊団のボス、メッキ・メッサーを演じるのは、2度目の舞台となる吉田栄作。そして、メッキを裏切ってしまう娼婦ジェニー役のROLLYは、今回、日本語歌詞も担当する。3人それぞれの『三文オペラ』へのアプローチ、そして現在の手応えを聞いた。

名作”を現代人の胸に迫るリアルな作品に 音楽劇『三文オペラ』

新ジャンルの名は「デタラメ」『犯さん哉』

ケラリーノ・サンドロヴィッチと古田新太がタッグを組むと聞いたら、演劇ファンのアンテナはピピッと反応するはず! 「ウェルメイド? ハートウォーミング? そんなの関係ねぇ!」とばかりに、今のおとなしい演劇界に喝を入れる問題作が誕生!? 大の大人が汗をかいてつくりあげる、とことん“くだらない芝居”の狙いを聞く!

新ジャンルの名は「デタラメ」 『犯さん哉』

ニナガワ作品常連の2人がついに激突『オセロー』

蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品では、もはやなくてはならない存在の吉田鋼太郎と高橋洋。だが、これまで何度も共演しながら、劇中で絡む場面はほとんどなかったという。そんな2人が、ついにがっちりと相見えるのが、四大悲劇のひとつ『オセロー』。別の部下を昇進させたという恨みから、若く美しい妻を持つ軍人オセロー(吉田)を嫉妬の罠にかけ、おとしめようとするイアゴー(高橋)。難しい役づくりが求められている二人には、それぞれ苦労があるようで……。

ニナガワ作品常連の2人がついに激突 『オセロー』

20世紀――怒濤の時代を描くロードムービー維新派『nostalgia――<彼>と旅をする20世紀三部作 #1――』

不条理と不思議、郷愁と驚嘆の風景を創造し続ける、関西の雄・維新派の新作は、人類の20世紀を描く3部作の第一作。膨大な情報とめくるめくスピードが織りなす怒濤の20世紀の姿、そこに生きる人間たちのドラマ――この夏、幕を開けた大阪公演の模様をいち早くレポート。さらに、主宰・松本雄吉が、この “旅”に込めた思いを語る。

	20世紀――怒濤の時代を描くロードムービー 維新派『nostalgia――<彼>と旅をする20世紀三部作 #1――』

欧州演劇都市めぐりエディンバラ・フェスティバル/欧州文化都首都 シビウ

この夏、演劇で盛り上がったヨーロッパの都市からホットなリポートを2本立てで送る。まずは、スコットランドの夏の恒例、エディンバラ・フェスティバル。インターナショナル部門の新ディレクターを務めるジョナサン・ミルズのインタビューほか、現地で見つけた日本人パフォーマーたちの紹介や、フリンジ観劇の (秘)テクニックも大公開。本年度の欧州文化首都であるルーマニアのシビウは、国際演劇祭も行われている演劇都市。あちこちで野外公演、路上パフォーマンスなどが行われるユニークな石畳の街の歴史と今に迫る。

欧州演劇都市めぐり エディンバラ・フェスティバル/欧州文化都首都 シビウ

その他、『THE TAP GUY』小堺一機×玉野和紀×HIDEBOH/『ティンゲル・グリム』串田和美/『演じる女たち』三部作〜ギリシャ悲劇からの断章〜 国広和毅/Noism07『W-view』安藤洋子×中村恩恵/『白野』緒形拳×朝比奈尚行/劇団民藝『白バラの祈り』桜井明美/真心一座身も心も『第二章 流れ姉妹』村岡希美×千葉雅子×相島雅之/『海と日傘』竹下圭子×平田満/『たとえば野に咲く花のように――アンドロマケ』七瀬なつみ ×永島敏行×田畑智子×山内圭哉/『忘れられない人』相葉雅紀/演劇企画集団THE・ガジラ20周年『ヘル』鐘下辰男/燐光群『ワールド・トレード・センター as in katakana』坂手洋二/TPT『スペインの芝居』天願大介/演劇集団円『天使都市』森新太郎をピックアップ。写真家・十文字美信が撮りおろす好評連載中の「劇顔」には、『Mr.レディ Mr.マダム』の左とん平が登場します。さらに、持ち前の愛嬌とハイテンションな演技で舞台、テレビに活躍中の富岡晃一郎がつづるグルメエッセイ「とみーのごちそうサマンサがききたくて」がスタート。好評連載中の麿赤兒御大のコミック・レビュー第三回は人気の「さよなら絶望先生」です。

劇場通いの天敵である暑さも一段落し、食に、芸術に実り多き秋がいよいよ到来。「舞台の秋」を満喫するなら、この一冊。シアターガイド11月号をぜひお手元に!