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2009

熱狂的に愛されて―東宝版10周年―ミュージカル『エリザベート』

自由を渇望する王妃の“生”には、常に“死”の影が付きまとっていた――ハプスブルク家王妃エリザベートの波乱に満ちた生涯を、死を司るトートという異端の存在を絡ませてドラマチックに描きだしたミュージカル『エリザベート』。ウィーン版や宝塚歌劇版を経て、2000年に誕生した東宝版が、10周年という節目を迎える。この夏の帝劇を彩る『エリザベート』の世界とは――。タイトルロールの朝海ひかる&瀬奈じゅん、トート役の山口祐一郎&石丸幹二&城田優のほか、演出を手掛ける小池修一郎に、2010年版に向けての思いを聞いた。

熱狂的に愛されて―東宝版10周年―  ミュージカル『エリザベート』

最後の花火も、あくまでM.O.P.らしく!劇団M.O.P.最終公演『さらば八月のうた』

京都での結成以来26年間、ノンストップで走り続けた劇団M.O.P.。2年前に発表した「あと3公演で解散」の約束が果たされる夏がついに来てしまった。シアターガイドでは、最終公演『さらば八月のうた』の稽古場にお邪魔し、主要メンバーによる座談会を開催。全メンバーへのアンケートも実施したほか、ともに関西演劇ブームを支えた劇団☆新感線のいのうえひでのり、M.O.P.をこよなく愛するTEAM NACSの大泉洋に、M.O.P.への想いを聞いた。

最後の花火も、あくまでM.O.P.らしく!  劇団M.O.P.最終公演『さらば八月のうた』

主義・思想を超えてロックは世界に鳴り響く『ロックンロール』

昨年、上演された9時間を超える大作『コースト・オブ・ユートピア』も記憶に新しい劇作家、トム・ストパードの06年初演作が本邦初演される。ストッパードの故郷、旧チェコスロバキアとイギリスを舞台に繰り広げられるのは、大学教授マックスとロックを愛する青年ヤン、そして彼らを取り巻く家族、恋人らの複雑な人間模様。遠景には、68年以降の政治、国家の問題とともに人々を熱狂させたロックンロールの力が浮かび上がる。現代史に新たなメスで切り込んだ本作について、キャストの市村正親、武田真治、そして演出の栗山民也が語り合った。

主義・思想を超えてロックは世界に鳴り響く 『ロックンロール』”

自分を変える旅、してますか?『叔母との旅』

イギリス人作家、グレアム・グリーンが69年に発表した小説を、同国の劇作家であり俳優でもあるジャイルズ・ハヴァガルが戯曲化した本作『叔母との旅』。20以上ものキャラクターを男優4人で演じ、主人公さえも複数の俳優が演じ分けるという、俳優そして演出への挑戦ともとれる難関の話題作に、このうえない芸達者が勢ぞろいする。この作品のキーワードは「旅」。段田安則、浅野和之、高橋克実、鈴木浩介、演出の松村武(カムカムミニキーナ)に、男ばかりの熱気あふれるワークショップの様子、そして作品の見どころなどを聞いた。

自分を変える旅、してますか?  『叔母との旅』

演劇ファン必見!! マヤ vs 亜弓、再び音楽劇『ガラスの仮面〜二人のヘレン〜』

08年夏、美内すずえによる人気コミックを蜷川幸雄演出で音楽劇化し、大きな話題を呼んだ『ガラスの仮面』が帰って来る。天才演劇少女・北島マヤと、芸能界のサラブレッド・姫川亜弓が、互いに切磋琢磨しながらいかに女優道を極めていくのかが見ものだ。待望の第二弾を前に、原作者・美内と主演の大和田美帆&奥村佳恵が縦横無尽に語り合った。

演劇ファン必見!! マヤ vs 亜弓、再び。 音楽劇『ガラスの仮面〜二人のヘレン〜』

THE 2010 TONY AWARDS REVIEWアカデミー賞+グラミー賞+エミー賞=2010年トニー賞!?

アメリカ演劇界における最も権威のある賞、トニー賞。6月13日にNYで行われた今年の授賞式は、プレゼンターやゲストに、ウィル・スミス夫妻やビヨンセ夫妻ほか、映画や音楽シーンでおなじみの顔が多く含まれるなど、セレブ色が強かった。さて、肝心の賞の行方は……? 受賞結果を通し、09-10年シーズンのブロードウェイを振り返る。

THE 2010 TONY AWARDS REVIEW  アカデミー賞+グラミー賞+エミー賞=2010年トニー賞!?

「シアターガイド9月号」そのほかのご案内

【国内特集】
チャイニーズ・スーパー・エンターテインメント『CHA〜茶〜』/ブロードウェイ ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』/D-BOYS STAGE 2010 trial-2『ラストゲーム』瀬戸康史&中村優一/『宝塚BOYS』浦井健治&杉浦太陽&黄川田将也/舞台『スマートモテリーマン講座』溝端淳平&安田顕/『広島に原爆を落とす日』筧利夫&岡村俊一/演劇集団 円『死んでみたら死ぬのもなかなか四谷怪談―恨―』森新太郎&朴ろ美/ヨーロッパ企画『サーフィンUSB』上田誠&二村周作
【STAGE PEOPLE】
福田沙紀&永井大『つばき、時跳び』/栗田桃子 こまつ座『父と暮せば』/橋本さとし 『W〜ダブル』
【マンスリー・ピックアップ】
「気になるあの人」京極朋彦/「File-P」『裏切りの街』田中希世子/「わたしの本棚」天野天街(少年王者舘)/「十文字美信の劇顔 GEKI-GAN」野田秀樹
【連載】
D-BOYS「Dear Theater」遠藤雄弥&荒木宏文、蜷川幸雄/乗越たかお「アレ的なナニか」/木村万里「芸人モノガタリ」/柴幸男「まちびときたる」/岩井秀人「おむすめ日記」/新妻聖子「幸福な空腹」
【海外特集】
THERE’S ALWAYS SOMETHING NEW「オフ・ブロードウェイ・ミュージカル レポート」/美しい歌声と容姿で魅せる韓国ミュージカル界の注目株 イ・ヒョン インタビュー