Vol.306(2017年6月30日発売)
定価440円
- ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』
- 2017年7月26日(月)18:45開演・TBS赤坂ACTシアター・1名様
締切=7月19日(水)必着 - 音楽劇『魔都夜曲』
- 2017年7月17日(月・祝)18:00開演・Bunkamuraシアターコクーン・2組4名様
締切=7月10(月)必着
ついに日本初演! 全役オーディション選出の実力派が集う
ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』
映画「リトル・ダンサー」をもとに、鬼才エルトン・ジョンの作曲で2005年にミュージカル化された人気作が、ついに日本人キャストで初演! ビリー役の少年5名の座談会はもちろん、周囲の大人たちを演じる俳優たち(お父さん&お兄さん、バレエのウィルキンソン先生、ほかにも……!)の声もたっぷりとお届けしよう。
悩む若者たちの群像劇
『怒りをこめてふり返れ』
1956年、労働者階級を描いた戯曲として登場し、ロンドン演劇界に衝撃を与えた『怒りをこめてふり返れ』。世界中に“怒れる若者たち”のムーブメントを起こした同作に、千葉哲也(演出)と中村倫也(主演)が挑む。二人の口ぶりからは、充実した稽古の日々がうかがえて……。
魅惑の地を舞台にした新作
音楽劇『魔都夜曲』
1930年代の“魔都”上海。列強の租界地として繁栄と闇が交錯する都市のジャズクラブに、各国の人々の思惑が渦巻き……。政府要人の御曹司・白河清隆を演じる藤木直人と、清隆と出会い恋仲になる日中のハーフ・周紅花役のマイコが、稽古場での様子や互いの印象、作品について語り合う。
KAATキッズ・プログラムに森山開次が登場
『不思議の国のアリス』
毎年、第一線で活躍するアーティストを招いて行われているKAATキッズ・プログラム。子供も大人も楽しめる舞台を送る同シリーズに、初のダンス作品が登場する。演目は、森山開次演出・振付・出演による『不思議の国のアリス』。本誌では、稽古場の様子と、森山のインタビューを送る。
シンクロ率の高い二人が放つ
『鳥の名前』
赤堀雅秋の作・演出による『葛城事件』(13年)で初舞台を踏み、無差別殺人事件犯をリアルな息遣いで造形した新井浩文。“もう舞台はやらない”と公言していた彼が再び、赤堀とステージでタッグを組む。互いにモノを見る目線が似ているという相思相愛(!?)の二人が、たっぷりと語る。
B'way 2016−17シーズンの総決算!
「第71回トニー賞 結果発表」
45ものプロダクションが開幕した2016−17シーズンのB'way。過去最高の興行成績を記録した、その“顔”ともいうべき作品・人物とは一体……!? 現地時間の6月11日に発表された、第71回トニー賞の結果をお届け。受賞作・受賞者リスト、作品を掘り下げた解説文から、シーズンを振り返ろう。
国内
- 『DEATHTRAP/デストラップ』片岡愛之助&橋本良亮
- 『NINAGAWA・マクベス』市村正親
- 『OTHER DESERT CITIES』寺島しのぶ
- 『僕だってヒーローになりたかった』田中圭
- ミュージカル・コメディ『キス・ミー・ケイト』松平健&一路真輝
- 今月、りっかりっか*フェスタ開催! 「沖縄現代劇のうごめき」
海外
- ドイツ演劇界の要注目アーティストたち 「フィリップ・ホーホマイアー/ニコラス・シュテーマン インタビュー」
- イランでの日々:演出回想記 前編 「芦澤いずみ 寄稿」
連載
- 気になるあの人 松田元太
- 「1テーマ2ジェネレーション」松井るみ&乘峯雅寛
- 大東駿介「暗転」
- 尾上そら「観る・知る・出会う〜『旅』の理由は演劇」
- 中島薫「ミュージカル・サプリメント」
- 《新連載》FOOD:駒田一の今月の反省会会場!!
- MUSIC:「石井一孝の音の特効薬」
- 「十文字美信の劇顔 GEKI-GAN」河合雪之丞
- 「だから明日も夢の国」如月蓮