劇団キンダースペース『短編演劇アンソロジー 芥川龍之介篇 架空線の火花』 - シアターガイド
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劇団キンダースペース

劇団キンダースペースレパートリーシアターV0l.24

『短編演劇アンソロジー 芥川龍之介篇 架空線の火花』羅生門・地獄變・或阿呆の一生より

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近代小説の舞台化において、その質の良さと衝撃度で好評の劇団キンダースペースが送る、芥川龍之介作品アンソロジー、期待の第二弾!

公演データ

公演期間 2009年10月26日(月)〜11月1日(日)
会場 劇団キンダースペースアトリエ
〒332-0021 埼玉県川口市西川口1-23-3 マンションヒルマ1F
PR・解説 雨はかなり烈しかった。彼は水沫の満ちた中にゴム引の外套の匂いを感じた。
すると目の前の架空線が一本、紫色の火花を散らしていた……。
彼は人生を見渡していても、何も特に欲しいものはなかった。
が、この紫色の火花だけは……命と取り替えてもつかまえたかった。(或阿呆の一生 より)

 芥川龍之介はその短い生涯の終わりに多数の自伝的作品を残している。
 数においても方法の多彩さにおいても群を抜くそれらの短編は、いわゆる私小説とも自叙伝とも異なって、読者に或る神経的なイメージを喚起して迫ってくる。
 それはつまり、この作家にとって晩年の創作が、様々な作風をジグザグに進んだ作家の最期の足跡などではなく、創作に捧げつくした自身の神経の有り様、正に一本の道を進んでいった大詰めの、命を賭けた一瞬の火花だったということである。
 したがって私たちは、彼の作品を分類し見つめるのを止め、その神経でしか掴まえ得なかった人生の一瞬を並べ見ようと考えた。
 そこから浮かび上がるものは、繊細で才能に溢れ、神経も心も兼ね備えた一人の芸術家の姿。その筈である。

 わが国の近代文学を取り上げ日本人に固有の心象や心情に焦点を当てて舞台化する「短編演劇アンソロジー」。今回は「羅生門」「地獄變」「或阿呆の一生」を取り上げ、作家論、芸術論にまで迫りたいと考えています。
ストーリー 〈羅生門〉
主人に暇を出されたある下人が、雨の降り頻る荒廃した羅生門の下で途方にくれていた。いっそこのまま盗賊になろうかと思いつつも踏み切れない。羅生門の上の樓へ入ると、人の気配がする。それは悪事であると認識してはいるが、生活の糧を得るために死人の髪を抜く老婆であった。彼女はそれを、自分が生きるためであり、この死人も生前生きるための悪を働いたから、髪を抜く事は許されるであろうと言う。
 老婆の行為に対し正義の炎を燃やしていた下人だったが、その言葉に決心し、老婆の着物をはぎ取る。そして「己(おれ)もそうしなければ、餓死をする体なのだ。」と言い残し、漆黒の闇の中へ消えていった

〈地獄變〉
 絵師良秀は本朝一とは言われるが「吝嗇で、慳貪で、恥知らずで怠け者で横柄で高慢な」芸術家である。又、その絵師を抱える大殿も稀有な人物で、豪放磊落、妖怪にも動ぜず、幽霊も叱り飛ばす。
 もう一人この屋敷には良秀の娘が小女房として仕えていた。語り手は、良秀のたった一つ人間らしい愛情と、大殿も目をかけているこの愛らしい娘について語る。ある日、小女房の飼っていた小猿が語り手に何事かを訴える。
 行ってみると、しどけない格好の小女房が走り出てくる。乱暴しようとしたのは誰なのか、小女房も答えない。
 その後、大殿は良秀に「地獄絵」を言いつける。美しいものよりも醜さ、凄まじさの中にこそ美があると言い放っていた良秀は、この屏風絵の前に苦悩する。
 弟子を鎖で縛り上げたり、猛禽の爪に襲わせたりするが、もう一つ地獄の様が描き切れない。良秀は大殿に、牛車ごと焼かれる上臈の悶え死ぬ様が描きたいから、その場面を作れと迫る。でなければ描けぬ、と。
 大殿は承諾し、洛外の山荘の庭に牛車を用意し良秀の目の前で火を放つ。火炎の中に見えたものは、果たして良秀の一人娘小女房の姿であった。良秀は半ば正気をなくすが、やがて「恍惚とした法悦の輝き」で、眼前の光景に見とれる。火の中に飛び込んだ小猿諸共、小女房は悶え死ぬが、絵は素晴らしい出来上がりを見せる。
 が、絵が届けられた次の晩、良秀は自ら首をくくって死ぬ。地獄の責め苦と、法悦の境地の間にこそ、芸術家の自分自身との戦いがある。
スタッフ 脚本・構成・演出/原田一樹  美術/原田一樹  照明/篠木一吉  照明操作/畝本奈美  音響/三枝竜  舞台監督/坂上朋彦  ちらしデザイン/古木杏子  舞台写真/中川忠満  協力/劇団キンダースペース後援会  KINDER STAFF/村信保 白沢靖子 仲上満 斉藤貴司 田中修二 ワークユニット2009
キャスト 瀬田ひろ美・平野雄一郎・小林元香・深町麻子・大桑茜・秋元麻衣子・安食真由美・誉田靖敬・森下高志・瀧本志優・清水拓也・西村剛士(メディア・フォース)
お問い合わせ 劇団キンダースペース
048-252-0551 / 048-255-4342
post@kinder-space.com
劇団キンダースペース

チケット発売日

2009年8月24日(月)

入場料金

前売り券3,000円/ペア券5,500円/大学生・養成所割引券2,500円/高校生以下割引券1,500円(全席自由・税込)

・席数が少ないので必ず日時のご予約をお願いします。
・未就学児童のご入場はお断りしております。ご了承ください。

チケット発売窓口

劇団キンダースペース 048-252-0551

チケット販売サイトへ

割引情報 カンフェティにて申込の方には、前売り券に限り300円割引あり

公演日程

2009年10月26日(月) 〜 11月1日(日)

2009年10月

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  •  
  • 19:30
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27
  •  
  • 19:30
  •  
28
  •  
  • 19:30
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  • 15:00
  • 19:30
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30
  • 15:00
  • 19:30
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31
  • 15:00
  • 19:30
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2009年11月

1
  • 15:00
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開場は開演の30分前です。

雨はかなり烈しかった。彼は水沫の満ちた中にゴム引の外套の匂いを感じた。
すると目の前の架空線が一本、紫色の火花を発していた……
彼は人生を見渡していても、何も特に欲しいものはなかった。
が、この紫色の火花だけは……命と取り換えてもつかまえたかった。

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