燐光群『帰還』 - シアターガイド
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燐光群

燐光群 創立30周年記念 第二弾

『帰還』

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公演データ

公演期間 2013年6月21日(金)〜6月23日(日)
会場 伊丹市立演劇ホール(AI・HALL)
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
PR・解説 男は帰ってきた。その集落に。故郷でもない、何十年も訪れたことのない、その場所に。
なぜもう一度その地を訪ねようと思ったのか。
記憶の外に追いやり、封印してきた歴史。日本が高度経済成長期に入る以前の、もはや忘れられたはずの時代の出来事……。
男は、約束を果たさねばならなかった。

坂手洋二が二年前、東日本大震災の衝撃の中、大滝秀治のために書き下ろした、たましい燃ゆる大作。
1950年代の日本から現在へ。終わりなき精神の彷徨が、受け継がれる。

何年前だったか、保坂展人さんの八ッ場ダムへの取材につきあった。壮大なスケールの準備が進められているその場所は、豊かな自然の営みに逆行する、極めていびつな、SFにさえなり得ぬ非現実の違和感に満ちていた。
当たり前のことだが、ダムも一つ一つ違う。私はその後、「川辺川ダム」について調べるため、熊本・五木村へ行き、最後の二日間、ダム湖に沈むかもしれなかったその場所での生活を続けている、Oさんにお会いした。
Oさんは畑を手放した時、畑の土を少しずつ持ち帰りお坊さんにお経を上げて貰ったという。一つ一つの田、一枚一枚の畑から、土を持ってきた。土地が変わったということを先祖に報告するという意味でそうしたのだという。新しい畑に撒こうかという気持ちもあった。祖先との対話、自然との交流を重ねてきたOさんは、言いきった。「文明は人を、弱い存在にする」と。
「3.11」のその日、プロットは完成した。その後、私は、Oさんの決意と、演劇について話しはじめるといつも顔を紅潮させ昂揚する大滝秀治さんの意欲に押されるように、自身の直感を、確信へと固めていった。
坂手洋二
ストーリー 私ども燐光群は、3月にザ・スズナリで上演した創立30周年記念第一弾『カウラの班長会議』に続き、第二弾として『帰還』を上演します。
坂手洋二によるこの戯曲は2011年、劇団民藝により大滝秀治主演で初演され、各紙誌、年末回顧等でも高い評価を得ています。今回は、作者のホームグラウンドである燐光群で、坂手自らが演出します。

 男は帰ってきた。その集落に。故郷でもない、何十年も訪れたことのない、その場所に。
 なぜもう一度その地を訪ねようと思ったのか。それは、青春の記憶の中にのみ残っているその場所が、新たに建設されるダムに沈むことを知ったからだ。ダム工事の進行状況を報道するテレビニュースの映像の僅かな一瞬に、男は、かつて自らが体験したのと同じものを、見た。
 政権交代によるダム建設工事の、中止と再開、二転三転する方針転換に、その地の人々は翻弄されていた。
 男が記憶の外に追いやり、封印してきた歴史……。半世紀以上前、彼はそこを訪れた。彼自身が当時追い求めていた「主義」と、彼らの「活動」を融合させるために。その滞在の間に、出会いと別れ、そして予期せぬ「死」、忘れがたい出来事があり、また、多くのことを犠牲にした。日本が高度経済成長期に入る直前の、もはや忘れられたはずの時代の出来事である。
 帰還したその地で、男は女に出会った。その女は、男がかつてその地で熱情に身を任せ、親密な間柄となった女に、似ていた。初めて出会うはずのその女は、男を知っているようだった。「お帰りなさい」と女は迎えた。
 男は、自分が何を求められているのか、わかってきた。それは、男が忘れようと努めてきて、実際に忘却したことにしていた、過去に残された「任務」を、終わらせることだった。

 日本の戦後史、未来が定まらぬ中模索する1950年代の日本から、現在にも繋がる精神の彷徨を描きます。山間の民俗と現在の高度文明の衝突、エコロジーという名の欺瞞と、自然本来の脅威の相克。冷戦時代の終結と共に「社会主義」じたいも終焉したのかという検証。そして、理想を求めた戦後日本の青春期を、今、あらためて私たちがどう認識していくか……。
 ダムや原子力発電所のみならず、日本での、世界での、「公共による建設」が問題となっている現在、「共同体」と「個人」の相克にも関わる、密度と奥行きある劇として、上演いたします。
スタッフ 作・演出○坂手洋二
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○島猛(ステージオフィス)
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんく ぱんだー・卯月
舞台監督○高橋淳一
演出助手○清水弥生
文芸助手○久保志乃ぶ
熊本弁協力○木下智恵 伊藤匠 森敬博
イラスト○三田晴代
宣伝意匠○高崎勝也
制作○古元道広 近藤順子
キャスト 藤井びん 木之内頼仁 鴨川てんし 
川中健次郎 猪熊恒和 さとうこうじ
鈴木穣 鈴木陽介 武山尚史

中山マリ 松岡洋子 樋尾麻衣子
横山展子 田中結佳 福田陽子 宗像祥子
お問い合わせ 燐光群/(有)グッドフェローズ
03-3426-6294
rinkogun@alles.or.jp
燐光群ホームページ
アイホール
072-782-2000

チケット発売日

2013年5月11日(土)

入場料金

一般前売3,300円/ペア前売6,000円/当日3,600円/ユース(25歳以下)・学生2,500円/高校生以下1,500円(全席指定・税込)

ユース・学生・高校生以下は劇団及びAI・HALLへの事前予約のみ取扱い(当日受付で要証明書提示)

チケット発売窓口

燐光群/(有)グッドフェローズ 03-3426-6294

チケット販売サイトへ

燐光群オンラインチケット

チケット販売サイトへ

AI・HALL 072-782-2000
チケットぴあ
t.pia.co.jp
0570-02-9999
Pコード:429-189

チケット販売サイトへ

当日券情報 開演の40分前より劇場にて販売

公演日程

2013年6月21日(金) 〜 6月23日(日)

上演時間 約2時間10分

2013年6月

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