助成:文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
在日ルーマニア大使館/中野区
東京演劇集団風
第82回公演[新作]
『なぜ ヘカベ』POURQUOI HECUBE?
公演期間 | 2013年9月4日(水)〜9月11日(水) |
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会場 |
レパートリーシアターKAZE 〒164-0003 東京都東京都中野区東中野1-2-4 |
PR・解説 |
ギリシャ悲劇『ヘカベ』を題材にしたフランスの現代作家 マテイ・ヴィスニユックによる書き下ろし 戦争と悲劇。権力を求め、構築と破壊を繰り返す人間の業。 紀元前400年代、エウリピデスが描いたこの情熱的で演劇的、そしてあまりにも愚かで人間的な人物を、作者は現代へと蘇らせる。 ヘカベの哀しみを、怒りを、唸りを、過去からいまへと響かせる時、 私たちは何を聞くことができるのか―。 演出は江原早哉香。マテイ・ヴィスニユック作品3作目の演出となる今回は、「現実世界と対立するひとりの女性の内奥の世界を描き、自らと他者が持つ生の力に訴えたい」という江原の提案を受け、東京演劇集団風に書き下ろしたマテイ・ヴィスニユックの最新作。 *マテイ・ヴィスニユック:チャウシェスク政権下のルーマニアからフランスに亡命。世界11カ国で戯曲、詩、小説が出版されている。2010年、フランス作家同盟(SACD)ヨーロッパ賞受賞。 |
ストーリー |
ヘカベはトロイアの王妃として栄華を誇り、多くの子にも恵まれながら、 ギリシャとの戦争によってそのすべてを失う。 19人の息子は戦乱に斃れ、自らは敵将の奴隷となり、生き残った最後の 息子と美しい娘もまた、伝統としきたりの犠牲となって命を落とす。 権力を争い、富を求め、あるいは復讐に取り憑かれて、 勝者は敗者に、被害者はまた加害者となりながら、 高い塔を築いては破壊を繰り返す人間たち。 「もしすべてが愛によって生まれたのだったら、どうしてこれほどの残酷さ、 これほどの戦い、これほどの悲しみが存在するんだろうか?」 戦争と悲劇、人間の業、社会への怒り。 死と廃墟の只中で、引き裂かれた老女ヘカベの問いを過去から 現代へと響かせる時、私たちはその叫びにいま、何を聞くのか―。 |
スタッフ | 作:マテイ・ヴィスニユック 翻訳:谷島貫太 演出:江原早哉香 舞台美術・衣裳:アンドラ・バドゥレスコ 照明:フランソワ・シャファン 音楽 :バンジャマン・クルシエ 仮面制作:エリック・ドゥニオー 音響:渡辺雄亮 舞台監督:佐田剛久 制作:佐藤春江 芸術監督・企画:浅野佳成 |
キャスト |
辻由美子 坂牧明/白根有子/栗山友彦 酒井宗親/柳瀬太一/柴崎美納/緒方一則 中村滋/車宗洸/白石圭司/稲葉礼恵/佐藤勇太 佐野準/渋谷愛/田中賢一/田中悟/保角淳子/木村奈津子/工藤順子 清水菜穂子/仲村三千代/高階ひかり/倉八ほなみ |
お問い合わせ |
東京演劇集団風
03-3363-3261 info@kaze-net.org 東京演劇集団風 |
2013年7月15日(月・祝)
当日4,000円/前売3,800円/学生3,300円(全席自由・税込)
東京演劇集団風 |
03-3363-3261
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当日券情報 | 残席がある場合、開演1時間前より整理券を配布。15分前より販売。 |
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2013年9月4日(水) 〜 9月11日(水)
2013年9月
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