コクーン歌舞伎『桜姫』製作発表 - 2005年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から中村勘太郎、坂東弥十郎、中村扇雀、串田和美、中村福助、中村橋之助
▲左から中村勘太郎、坂東弥十郎、中村扇雀、串田和美、中村福助、中村橋之助
写真/宇野亜喜良氏によるポスター絵

▲宇野亜喜良氏によるポスター絵
   おなじみ「コクーン歌舞伎」が2年ぶりにお目見えということで、演出の串田和美、出演の中村福助ら常連が顔をそろえ、記者会見が行われた。これまで、本水を入れた立ち回りや本物のパトカーを登場させるなどの斬新な演出と、歌舞伎本来の美と物語性があわさった、臨場感あふれる舞台を作ってきたコクーン歌舞伎。期待高まる最新作として、四世鶴屋南北の代表作の一つ『桜姫』が6月に登場する。流転の人生を歩む桜姫、愛する人のために堕落してゆく破戒僧・清玄、悪の魅力漂う権助などなど、南北独特の趣向がたっぷり詰まった人物がゾクゾクと登場するこの作品。今回の串田版では(パフォーマーでもあり作曲家でもある)朝比奈尚行が口上として出演、音楽的要素が加わる予定というのも話題だ。大南北の世界がどう練り込まれてゆくのか、この夏必見の舞台となりそうだ。

 今回ポスターの絵を描いたのは、往年の演劇実験室◎天井棧敷のポスターなどでも知られる宇野亜喜良氏。串田いわく「(宇野の絵画世界を)何らかの形として取り入れたい」とのこと。
串田和美(演出)
「芝居じみた」といった言葉にあるように、芝居は日常にありえない世界のように思う人もいるかもしれない。だけど逆に、真理を凝縮していると最近考えていて……。清玄がひょんなことから落ちていく姿っていうのは、誰もがおちいる可能性があるんじゃないかな。作者が描いた人間の奥を呼び覚ましたいと思っています。

中村福助(桜姫)
今日は桜姫をイメージして、ネクタイとシャツとトワレはピンクにしてきました(笑)。コクーンならではの現代世相を反映した作品になるのでは。終わった頃には桜姫の花粉で皆様を花粉症になるぐらいにしたいと思っています(笑)。

中村扇雀(局長浦)
「僕が出なくてもコクーン歌舞伎の火を消さないでほしい」と言われ、今回はコクーン歌舞伎の顔ともいえる勘三郎兄さんなしでの公演。不安がないと言えば嘘になりますが、楽しい、いい作品に仕上がると期待しております。

中村橋之助(清玄/釣鐘権助)
勘三郎兄さんが出演できないとうことで、内心「お休みかな」と思っていたのですが(笑)。『桜姫』の上演は兄(福助)との夢だったので、とてもうれしく思っております。

坂東弥十郎(役僧残月)
串田さんにはいつも新しい役の発見をさせていただいているので、今回も楽しみ。「なんでオレはここにいないんだ」と(勘三郎の)機嫌を悪くさせたいと思っております(笑)。

中村勘太郎(入間悪五郎)
コクーン歌舞伎の稽古はいつも苦しくて悩んでという感じなのですが、本番ではそんなことをふっとばすくらい楽しくて幸せ。弟(七之助)と一緒に、一生懸命つとめさせていただきます。
公演データ
2005.6/5(日)〜26(日) Bunkamuraシアターコクーン
【スタッフ】 作=四世鶴屋南北 演出=串田和美
【キャスト】 中村福助/中村橋之助/中村勘太郎/中村七之助/坂東弥十郎/中村扇雀 ほか

・4/23(土)前売開始
・全席指定1等平場席・1等椅子席12,600円/2等席8,400円/4等席4,200円
・お問い合わせ=ハローダイヤル TEL.03-5777-8600