AGAPEstore『仮装敵国』製作発表 - 2005年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から演出のG2、松尾貴史、辺見えみり
▲左から演出のG2、松尾貴史、辺見えみり
 松尾貴史と演出家G2のユニットAGAPE store『仮装敵国』の製作発表が、13日汐留の日本テレビで行われた。主宰の松尾・G2と、キャストの中の紅一点、辺見えみりが出席した。

 第10回公演となる今回は、昨年岸田戯曲賞を受賞した劇団ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕を始め、おなじみ後藤ひろひと、長塚圭史、ケラリーノ・サンドロヴィッチといった豪華作家陣7名の作品を7人の俳優で演じるというスペシャル企画。さらに振付を担当する井手茂太によるミュージカルシーンまであるという、見どころ満載の内容で送る。
 「いろいろな要素を取り込んだ、テーマパーク的なものを舞台でも出来ないものか」という松尾のアイデアから、旬の劇作家7人の作品が一度に観られる贅沢な企画が実現した。キャスティングに関しても「観ていて嫉妬すら覚えるくらい才能がある人」(松尾)に集まってもらったという万全の体制で臨む。「打倒『愛・地球博』です(笑)」という松尾の冗談にも、どこか自信が表れているように感じられた。

 「G2作品を観て、舞台をやってみたいと思うようになった」という辺見えみりは、本作品が4度目の舞台出演。「ひとつの公演で7人の作家さんの作品に出られるなんて、こんなにおいしいことはないと思っています。男ばかりの出演者の中“女の子が頑張っているな”というような空気にならないよう、同じように観てもらえるような頑張り方をしたい」と意気込みを語った。

 作家に課せられたお題は、全体タイトルの『仮装敵国』という言葉だけだったという。演出のG2は「不思議なことに、似たようなところを各作品が漂っている。その似たもの同士をうまくつなげてみたら、良い作品の流れになってきた」と戯曲の仕上がりにも満足な様子だ。「単純な短編集ではなく、7つの作品が複雑に絡みついた1本の作品になるようにしたい」。ただ問題は、トリを飾る予定のケラ作品だけが未完成ということ。松尾貴史いわく「昨日催促の電話を入れたので大丈夫です(笑)」。いまだ内容不詳のケラ作品がどのように公演を締めるのかにも注目したい。