Noism05『TripleBill』製作記者会見 - 2005年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
写真/スタッフ、キャストが大集合(撮影=東浦一夫)
▲スタッフ、キャストが大集合(撮影=東浦一夫)
 りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館のレジデンシャル・ダンス・カンパニーで、振付家・ダンサーの金森穣率いる“Noism05”が、3人の振付家を招聘してのトリプル・ビル(3つの小作品の上演)を7月に行う。参加する振付家は、コンドルズ主宰の近藤良平、BATIK主宰の黒田育世、フランクフルトバレエ団出身で現在はフリーのアレッシオ・シルヴェストリン。旗揚げから約1年、これまでは金森自身の演出作品を上演してきた同カンパニーが、それぞれ独自のスタイルで日本のコンテンポラリー・ダンス界を牽引している“超・個性派”な振付家たちとの出会いでどのような新しい顔を見せるのか、ダンスファンならずとも注目を集める舞台といえる。

 新潟市で行われた振付家3名とNoism05のメンバーの顔合せでは、東京から車で向かった近藤良平が遅刻するというハプニングもあり……。
金森穣(新潟市民芸術文化会館舞踊部門芸術監督・ダンサーとして参加)
この企画はNoismを始動するときにはすでにあったもので、Noismがプロのダンスカンパニーであるために必要なのは“僕自身が振付家として作る世界を表現するのに優れたメンバーを集める”ことではなく、“さまざまな世界観を表現できるプロのダンサーを育てる”こと。NoismがNoismであるために必要な企画です。独自の世界観を表現しているアーティストである3人の振付家が、Noismと出会ったときにどうなるのか。Nosimでしか生まれないような作品を期待していますし、そうなると信じています。その作品にダンサーとして参加できるのは個人的に喜びを感じ、やっとほかのメンバーと同じ土俵で踊れるかと、期待しています。

アレッシオ・シルヴェストリン(振付)
このチャンスを頂けたことに感謝し、今、期待と夢が膨らんでいます。作品に関しては、実際にみなさんとスタジオで過ごす時間や場所が導いていった創作過程の結果であると捉えています。Noismの存在は社会的に意義があることだし、他のカンパニーと比べられないことだけれど、素晴らしいと思います。Noismの公演はほとんど観ていますが、ダンサーの成長とともに、金森さんも振付家としての新たな一面を開拓していると思います。すでにここまで来ているわけですから、これからのさらなる成長や可能性に期待しています。

黒田育世(振付)
この機会を与えていただいて感謝しています。私はBATIKという女性ばかりのカンパニーで振付をしているのですが、今回は男性も含めレベルの高いダンサーたちに振付ができるのがすごく楽しみです。いろいろな振付家と仕事ができる機会があるというのは、日本でそういったカンパニーはあまりないので、今回はダンサーにとっても観客にとっても、すごくいいことだと思います。せっかくの機会、芽を摘まないように頑張ります(笑)。振付をさせていただいて感じたのですが、みなさん、あきらめない、集中力があって、身体が利くし、遊べる。すごく楽しかったです。

近藤良平(振付)
意外に遠いですね、新潟。本当に遅れてすみませんでした! 僕は今初めて(メンバーと)会ったんですが、かなりイケメンですね(場内爆笑)。(給料をもらってダンスができる)プロフェッショナルダンサー、それは……ずる過ぎますよ。そんなに長持ちはしない、30年もいないでしょ(笑)、また(ダンスと)違うかかわり方をすると思うんだけど。でも今、たった今が、すごくおいしい時期、創作にすべてが直結してるうらやましい時間だと思うんですよ。こういうふうに十分に時間をかけて作品を作っていくというのは普段そんなにしていないんで、ずーっと一緒にいられる中で、作品が作れるのはすごくうれしいです。作品がどうなるかは、今顔を見たばっかりなので、わかりません! これからイロイロ、根掘り葉掘りほじくって作っていこうと思います。

 コラボレーションのきっかけは、『何か魅かれるものがある』それだけであり、どういったものになるかわからないところに魅力があると話す金森。これまでは振付に専念していた金森が一ダンサーとして参加するということで、メンバーたちから「新メンバー、よろしく」「穣さんがへばってるのを見ると楽しい」などと辛口(?)メッセージも。刺激的な出会いを楽しんでいる様子の参加者たちのやりとりに、会場は終始笑いに包まれていた。
公演データ
【スタッフ】 振付=近藤良平/黒田育世/アレッシオ・シルヴェストリン
【キャスト】 Noism05 青木尚哉/井関佐和子/金森穣/木下佳子/佐藤菜美/島地保武/清家悠圭/高橋聡子/辻本知彦/平原慎太郎/松室美香/中野綾子(研修生)

【新潟公演】
2005.7/15(金)〜17(日) りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)
・チケット発売中
・全席指定5,000円、学生2,500円
・お問い合わせ=りゅーとぴあチケット専用ダイヤル TEL.025-224-5521

【大阪公演】
2005.7/23(土) シアターBRAVA!
・チケット発売中
・全席指定6,800円
・お問い合わせ=キョードー大阪 TEL.06-6233-8888

【東京公演】
2005.7/28(木)〜31(日) 世田谷パブリックシアター
・チケット発売中
・全席指定S席5,500円/A席4,500円
・お問い合わせ=チケットスペース TEL.03-3234-9999