劇団♪♪ダンダンブエノ『礎』公開舞台稽古 - 2005年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/無断で忍び込んだ目黒の家で、留守にしているはずの彼を見つけた3人だったが……。左から中森(酒井敏也)、栗子(松嶋尚美)、本郷(山西惇)

▲無断で忍び込んだ目黒の家で、留守にしているはずの彼を見つけた3人だったが……。左から中森(酒井敏也)、栗子(松嶋尚美)、本郷(山西惇)
写真/手紙について栗子を問いつめる本郷 写真/左から倉持裕、松嶋尚美、近藤芳正

▲手紙について栗子を問いつめる本郷

▲左から倉持裕、松嶋尚美、近藤芳正
 劇団♪♪ダンダンブエノ4周年記念公演『礎』の公開舞台稽古が22日、青山円形劇場にて行われた。昨年の岸田戯曲賞を受賞した劇作家・倉持裕の戯曲に、同劇団主宰の近藤芳正、酒井敏也、山西惇、そしてお笑いコンビ「オセロ」の松嶋尚美が挑む。登場人物は、女優の栗子(松嶋)とその夫の中森(酒井)、栗子のマネージャーの目黒(近藤)とその友人で富豪の本郷(山西)。4人には表の関係とは別の裏の関係がり、それぞれに秘密を抱えているという設定だ。
 同劇団の第4回公演となる今回は、4作品目にちなんで4人の男女が繰り広げる“縁”の物語。舞台稽古前に行われたインタビューで主宰の近藤は、作品の見どころについて「単純なコメディというわけではなく、あちこちにある謎が徐々に解明され、同時に人間関係の色々な面が見えてくる。そんなお話です。ユル〜いメンバーがやっていますので、そのユルさを楽しんでもらえれば」と語った。そのユルさは制作過程にも現れていて、作家の倉持が「話を考えてゆく中でタイトルが後から決まって、その時は内容とは全く関係がなかったのですが……」と会場を沸かせる一幕も見られた。

 バラエティー中心に活躍する松嶋にとっては、本格的な舞台はこれが初めてとなる。「2日に1回は泣かされると思ってた」と覚悟して臨んだ稽古場も、作品が徐々にできあがってゆく過程を体感してからは楽しさが分かってきたという。「いっぱい練習もしましたので、早く(お客さんの)反応を見たいな、という気持ちの方が大きいです!」と、初舞台とは思えないほどの張り切り様だった。

 その自信を裏打ちするように、演出家・近藤の彼女への評価はかなり高い。「とにかく吸収力がすごいんですよ。言ったことが次の日には必ず解決できてます。反対に僕がちゃんとしたことを言わないと彼女を迷走させてしまいそうで怖い」と、逆にプレッシャーに感じる程のようだ。主演映画も公開され、大河ドラマにも出演を果たした松嶋尚美。「これからは“女優・松嶋”でお願いします。この後の(出演)依頼はないんですけどね(笑)」と元気いっぱいに“女優宣言”した彼女の演技に注目だ。

 同公演は来月1日まで青山円形劇場で上演した後、8日には松下IMPホールで大阪公演を行う。