『わかば』製作発表 - 2005年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から崎本大海、浅茅陽子、原田夏希、西郷輝彦、仁科亜季子

▲左から崎本大海、浅茅陽子、原田夏希、西郷輝彦、仁科亜季子
 昨年9月から今年3月まで、NHKで放送された朝の連続テレビ小説「わかば」が、その人気を受けて明治座で舞台化される。半年間に及んだテレビドラマを約3時間の舞台に凝縮するにあたり、「震災」「家族」「絆」という3つのテーマを軸にするという。「元気・勇気・笑顔! Go! Fight! Win!」を合言葉に、亡き父の夢を継いで造園家を目指すヒロイン若葉。彼女にちなんで、緑あふれる都内の清澄庭園にて製作発表が行われた。
 阪神・淡路大震災で父を亡くした悲しみを、「生まれ育った神戸の街を緑いっぱいにしたい!」という夢で乗り越えようとするヒロインはテレビ版に引き続き、今回が初舞台となる原田夏希がふんする。「ドラマの中で若葉を9カ月間やりましたが、今回はまた違う舞台というところ。緊張や不安もありますが、ドラマから引き続き支えてくださる共演者の皆様やスタッフ、また新しい共演者の方々にいろんなことを勉強させていただきながら、自分のできることを精いっぱいやれたらいいですね。舞台の若葉となると、テレビとは違う部分もたくさんあると思うし、あんまり自分の中で決めつけないで、もう一回真っ白な状態から作り直していけたらいいかなと思っています」

 若葉を温かく見守る伯父・村上浩太郎役も、ドラマに引き続き西郷輝彦が当たる。「“若葉”君は撮影中ほんとに頑張りまして、まさにあのヒロインそのもの。楽屋がスタジオが明るくなって、あっという間に収録が終わったような感じでした。まだその雰囲気が残っている間に舞台ということで、非常に喜んでいます。今回は、嫁さんと妹が変わります。人生の中でそんなことは滅多にありません(笑)。これまた新鮮な材料ではないかとわくわくしています。とにかく、勘違いしながらも、行き過ぎであっても、ただひたすらに若葉を愛し続けて頑張ろうと思っています」

 浩太郎の姉で若葉の母親役として新加入するのは浅茅陽子。「この作品は大変重いテーマを背負っています。当事者の方々は今でも心の傷を負ったまま生きていらっしゃるのではないかと思います。そういった方々の気持ちに対して誠実に、一生懸命に演じさせていただきたいと思っています。若葉と弟の光をこよなく愛する母です。何かあったら頼ってもらっていいよという気持ちでおりますが、私自身もどうなるかわからないので、まずは自分のことをきちっとやるのが大前提かな。でも何かあったら飛び込む覚悟はできてますから遠慮しないで言ってくださいね!」

 浩太郎の妻・幸恵には仁科亜季子。「新しい妻になりました(笑)。人は自分が幸せだと人様の幸せを願う気持ちってすごく大きいと思うんです。そんな、若葉ちゃんにとってはちょっとおせっかいな幸恵を精いっぱい明るくおおらかにやらさせていただけたらと思います。九州の宮崎弁は「難しいよ!」って先ほど西郷さんからお話をうかがって、今から困ったなと思っている次第ですが、とにかく1カ月長丁場なので体調を崩さず、皆さんの足手まといにならないように頑張りたいです」

 心優しい若葉の弟・光には、ドラマに引き続き崎本大海。「ちょうど去年の今ころの時期に始まった撮影でしたが、9カ月間いろいろなこと考えながらやってきた、その気持ちを少しずつ思いだしながら、舞台の本番に向けて頑張って行きたいなと思ってます。初舞台のようなものなので、僕のほうも皆さんによろしくお願いしたいところ。うちの姉にかんしては、体力的なところだけはまったく心配ない(笑)。これだけは間違いないので、安心していけると思っています」

 みずみずしさあふれるヒロインの成長と周囲との心温まる交流を通じて、家族の温かさ、命の大切さを再確認できる舞台となりそうだ。
公演データ
2005.8/5(金)〜28(土) 明治座
【スタッフ】 作=尾西兼一 演出=堤泰之
【キャスト】 原田夏希/浅茅陽子/永島敏行/仁科亜季子/織本順吉/西郷輝彦 ほか

・チケット発売中
・全席指定S席10,000円/A席7,000円/B席4,000円/C席2,000円
・お問い合わせ=明治座チケットセンター TEL.03-3660-3900