ミュージカル『ジキル&ハイド』イベント&製作発表 - 2005年8月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から鈴木蘭々、鹿賀丈史、マルシア、山田和也(演出)
▲左から鈴木蘭々、鹿賀丈史、マルシア、山田和也(演出)
写真/ミュージカルの製作過程を説明する山田 写真/歌唱指導の北川潤によるレクチャー

▲ミュージカルの製作過程を説明する山田

▲歌唱指導の北川潤によるレクチャー
 ミュージカル『ジキル&ハイド』のイベント「ミュージカル『ジキル&ハイド』ができるまで」と製作発表が29日、お台場メディアージュ内SDMにて250人のファンを招待して開催された。同作品は1997年にブロードウェイのプリマス劇場で初演。日本版は2001年に日生劇場で幕を開け、マルシアが同年の芸術祭賞演劇部門の新人賞を受賞。03年には演出の山田和也が同作品などの成果を評価され、第28回菊田一夫演劇賞に選ばれている。

 当日は、イベントからスタート。まずは、山田和也よりミュージカルの製作過程が紹介された。同作品を例に挙げ、映像を交えながらの説明に、場内は興味津々。次は、歌唱指導の北川潤によるレクチャーだ。会場全員での発声練習ののち、選ばれた3名が劇中ナンバー「あれは夢」を歌って実際の指導を受けた。

 約1時間のイベントの後、医師ヘンリー・ジキルとハイド氏役の鹿賀丈史、娼婦ルーシー・ハリス役のマルシア、ジキルの婚約者エマ・カルー役の鈴木蘭々、演出の山田和也が出席して製作発表が行われた。
 初演、再演に引き続きタイトルロールを演じる鹿賀丈史は「人間が生まれながら持っている複雑さを、非常に分かりやすくショーアップした作品。非常に深いテーマを持ちながら、それをダイナミックな音楽に乗せて、エンターテインメントとして見せているかなり上級な作品だと思う。ハードルが高い分だけやりがいがあるし、苦労もするが、少しでもクオリティーの高い、密度の濃い作品にしたい」と挨拶。山田和也のワークショップでは、鹿賀の熱意もあり日本上演が実現したというエピソードも話題にのぼり、「音楽が力強くてセクシー。聞いていて気持ちがいいし、全体を通して曲の流れが非常にまとめられている、音楽を非常に大事にしているミュージカル」と同作品の魅力を語った。

 01年の初演が初舞台だったマルシアは「プレッシャーは感じるが、時間を経た分、考え方や価値観なども変わっているはずなので、それなりのルーシーを演じたい」と意気込みを見せる。今回から参加する鈴木蘭々は「(再々演からの)途中参加ですが、皆さんの胸を借りながら、大船に乗ったつもりで一生懸命頑張りたい。ドレスを着て舞台に立つことは初めてだけれど、挑戦することは好きなので、楽しみたい」と緊張の中にも気合いの入った表情を見せた。演出の山田は「稽古をしてみると新しいアイデアが出てきますし、顔ぶれも新しくなっています。変えることを目的にはしませんが、変わるかもしれません。今までやってきたことを、大事にしようと思う」と再々演のコンセプトを話した。

 1888年のロンドンが舞台。父のため、ひいては人類のためにと「人間の善と悪を分離する薬」の開発に取り組んできた医師ジキル。自ら薬を試し、ハイドというもう1人の人格を得た彼は、連続殺人を犯して行く。婚約者エマ、娼婦ルーシーという2人の女性との関係も絡めた、ドラマチックなミュージカルだ。12月4日から28日まで日生劇場にて上演。
公演データ
2005.12/4(日)〜28(水) 日生劇場
【スタッフ】 演出=山田和也 上演台本・詞=高平哲郎
【キャスト】 鹿賀丈史/マルシア/鈴木蘭々/石川禅/浜畑賢吉 ほか

・9/3(土)前売開始
・全席指定S席12,000円/A席6,000円/B席3,000円
・お問い合わせ=帝国劇場内 東宝日生公演係 TEL.03-3213-7221