KARACOMPLEX『調教師』成功祈願&制作発表 - 2005年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から唐十郎、窪塚俊介、椎名桔平、黒木メイサ、萩原聖人、内藤裕敬
▲左から唐十郎、窪塚俊介、椎名桔平、黒木メイサ、萩原聖人、内藤裕敬
 唐十郎と南河内万歳一座・座長の内藤裕敬がタッグを組んだKARA COMPLEX『調教師』の公演安全成功祈願と制作発表が、新宿の花園神社で行われた。作者の唐、演出の内藤を始め、出演者からは、謎の男・辻を演じる椎名桔平、美少女・モモ役の黒木メイサ、少年・マサヤ役の窪塚俊介、保険所員・田口を演じる萩原聖人ら主要キャストが神社でお祓いを受け、公演の無事と成功を祈願した。
 続いて行われた制作発表では、まず唐が熱弁を振るう。「(小説として)出版されたのが1978年。書き終わったあとから、やはりこれは舞台化したいと思っておりました。若手試演会として二度ほどやったことはあるのですが、まだこれといった定評は付いておりません。まだホヤホヤの作品だと思っております」と始まって、本作品の奇想天外な物語を起承転結まで語ってゆく。続く演出の内藤は「(登場人物は)、あんまり関連がないように見えるのですが、それがもつれていくんですね。で、もつれていく原因というのは作品の中に全部あるんです。その謎を解くのが面白いんですが、謎の解き方が今までの(演出の)方とは違うので、従来とは違う形で舞台に提示できるのではないか」と抱負を語った。

 椎名桔平は「唐さんの作品が大好きな人達が集まった新宿梁山泊という劇団に、在籍していた経験があります。それ以来10年以上経つのですが、こういう形で唐さんの作品に巡り合えたことを、本当に嬉しく思っております」と、あこがれの唐を間近にしていささか緊張気味。明治座での『あずみ』での活躍も記憶に新しい黒木メイサは「今回の役は、(寡黙な役のため)気持ちを言葉ではないところで表現していかなければならないので、正直今は戸惑ったり不安になったりしているんですけれど、稽古に入って皆さんと一緒に作っていって、頑張りたいと思います」。窪塚俊介は「(映像と違って)やる側と観てくれる側とが一体となって作っていけるもの。そういうところに魅力を感じています」と、舞台で演ずる面白さについて語った。個人的な知り合いでありながら、初めて内藤の演出を受けるという萩原は「いつか舞台で内藤さんとお仕事をしたいと思っていたのですが、それが僕には縁がないと思っていた唐さんの作品世界ということで、正直ビビっているんですね(笑)。甘えどころが内藤さんしかないので、思いっきり甘えてしまおうかと思っています(笑)」と、会場を沸かせた。
 
 同作品は11月5日から20日までBunkamuraシアターコクーンで上演された後、同24日より兵庫県立芸術文化センター 中ホールにて上演される。