三谷幸喜作・演出『12人の優しい日本人』製作発表 [記者会見] - 2005年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/上段左から浅野和之、伊藤正之、堀部圭亮、温水洋一、鈴木砂羽、堀内敬子、山寺宏一、下段左から三谷幸喜、石田ゆり子、生瀬勝久、江口洋介、小日向文世、筒井道隆
▲上段左から浅野和之、伊藤正之、堀部圭亮、温水洋一、鈴木砂羽、堀内敬子、山寺宏一、下段左から三谷幸喜、石田ゆり子、生瀬勝久、江口洋介、小日向文世、筒井道隆
 三谷幸喜作・演出の話題作『12人の優しい日本人』の製作発表が本日都内で行われ、三谷とキャスト全12人が顔を揃えた。出演者たちはポスターなどに使用された衣裳、もしくは役柄に応じた服装で登場。本番さながらの雰囲気と思いきや、途中から三谷自身が司会を務めたこともあり、笑いの絶えない賑やかな会見となった。

 同作品は、1990年に三谷が主宰する東京サンシャインボーイズで初演。以降、同劇団で91年・92年と再演を重ねたほか、中原俊により映画化(91年)もされた三谷の代表作のひとつ。「日本に陪審員制度があったなら」という設定のもと、12人の陪審員たちが展開する密室劇だ。今回の公演で、同作品としては初の関西上陸も果たす。

 2009年までに裁判員制度が開始されることもあり「今の内に上演しておかないと、似たような企画を他にやられてしまうんじゃないかっていう危機感が、僕を奮い立たせた(笑)」という三谷。「12人全員が僕の理想の人たち」と自信を持って一新した2005年版キャストで、今年11・12月に東京、来年1月に大阪で上演する。
写真/三谷幸喜
▲三谷幸喜
三谷幸喜(作・演出)
この作品は、僕にとっても劇団にとっても転機となった作品。ここから始まった、みたいな感じでしたから、僕にとって思い入れの深い、大事な作品です。再演のいいところは、台本を新たに書かなくていいので、作家がとても楽ということなんですけれども、全員集まってポスター撮影をしたときに、このメンバーの『12人〜』が見たくなったので、頭から本を書き直しています。今日この後、以前の脚本をもとに読み合わせをやって、その上で、新しい『12人〜』を開発していこうかなと思っていまして、それが新しい『12人〜』を作る第一歩になると思います。劇団で上演した『12人〜』では、他人が集まるという雰囲気がなかなか出せなかったのですが、今回は全然違う人生を歩んできた人たちが12人集まってるので、どのように気持ちを通わせていくか、僕も早く見たいですね。
写真/浅野和之 写真/生瀬勝久

▲浅野和之

▲生瀬勝久
浅野和之 陪審員1号
最初に「陪審員1号」という役柄を聞きまして、「主役かな」と思ったら、ただ何のことはない、1号という番号なだけでした(笑)。とにかく、楽しんでやっていきたいと思います。

生瀬勝久 陪審員2号
先程、(「劇団上演時のキャストは最高のメンバーだった」という三谷に)初演の2号は誰がやったんですか?って聞いたら「覚えてない」っていったんですよ!(会場笑) キャスティングしていただいたからには、自分のやるべきことをきちんとこなして、自分の能力を最大限に出せるように努めたいと思います。
写真/伊藤正之 写真/筒井道隆

▲伊藤正之

▲筒井道隆
伊藤正之 陪審員3号
三谷さんの舞台は、01年の『バッド・ニュース☆グッド・タイミング』に呼んでいただきまして、すごく楽しかったので、また出ることができて嬉しいです。3号ということで、子供の頃、長嶋ファンだったので嬉しいな。今、阪神ファンなんですけど、阪神が優勝してよかったな、と思います(笑)。

筒井道隆 陪審員4号
皆さんに迷惑をかけないよう、楽しく頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
写真/石田ゆり子 写真/堀部圭亮

▲石田ゆり子

▲堀部圭亮
石田ゆり子 陪審員5号
この作品がとても好きで、事あるごとに「もう1回再演をするならば、ぜひ出演したい」って本当に色々なところでいってきたんですね。それを三谷さんが読んで下さったかは分からないのですが。(三谷「書かれたエッセイ読みましたよ。送ってきたんじゃなかったでしたっけ? アピールとしか思えない(笑)」) 本当に本当に面白い本だと思いますし、素晴らしい舞台だと思いますので、精いっぱい頑張らせていただきます。

堀部圭亮 陪審員6号
大河ドラマ「新選組!」のときに、NHKで三谷さんに初めてお会いして、「初めまして堀部です」と挨拶をしたら、三谷さんは「前、何で一緒になりましたっけ?」っていわれて(会場笑)。多分、僕は誰かと勘違いされてるんじゃないかと思いまして、今日も三谷さんのご挨拶を聞いていたら、やっぱり僕に関しては誰かと間違ってるんじゃないかと(会場笑)、ちょっと自信がなくなくなってきました。三谷さんが、この後の簡単な読み合わせが最終オーディションだとおっしゃってましたので、この後に及んで、もしかしたら僕はいなくなってるかもしれない。なんとか公演まで残れるように頑張りたいと思います(笑)。
写真/温水洋一 写真/鈴木砂羽

▲温水洋一

▲鈴木砂羽
温水洋一 陪審員7号
7という数字はラッキーナンバーですし、子供の頃、ウルトラセブンも好きだったり(笑)。三谷さんの作品は『彦馬がゆく』と『オケピ!』(03年)と続いて3回目なんですけれども、またこんな豪華なメンバーの中に呼んでいただいて、すごく嬉しいです。

鈴木砂羽 陪審員8号
三谷さんと初めてお会いしたのは、去年の「新撰組!」という大河ドラマ。まだ本を書かれてない状態だったのですが、まず会ってイメージを決めたいというお話だったのでお会いしました。私の中で三谷さんのイメージは、とても朗らかで、ほわっとした人、だったのですが、三谷さんの私の印象は、ふてぶてしいと……。意外と腹黒い人だな、と思いましたが、こういう面白い脚本を書く人には、ブラックな笑いの要素が必要なんだな、と。『12人〜』、とても楽しみにしています。
写真/小日向文世 写真/堀内敬子

▲小日向文世

▲堀内敬子
小日向文世 陪審員9号
『オケピ!』の再演のときに、このお話をもらいまして、正直迷いました。「台詞は多いんですか?」って聞いたら、「結構しゃべる」と。だいたい僕は三谷さんの作品では、台詞が少なくて、忘れてもなんとなくごまかして済ませられるような役ばかりだったものですから、ちゃんとしゃべる役は大変かな、と思って迷ったんですけれど、今、やっぱり受けてよかったなと思っています。とてもインテリな役らしいんです。普段の僕とは遠いところの存在の役なので、今からとても楽しみにしてます。

堀内敬子 陪審員10号
皆さん個性的な、すごい方ばかりなので、緊張しています。今回は長い公演ですし、体調に気をつけて、皆さんと仲良くやりたいと思っております。舞台関係の友達からも、そうではない友達からも、今までの公演を観た方からも「すごく面白い作品なんだよね」「あれ絶対また観たい」といわれる作品に出られること、すごく嬉しく思っています。
写真/江口洋介 写真/山寺宏一

▲江口洋介

▲山寺宏一
江口洋介 陪審員11号
舞台は初めてなんですよ。三谷さんと映画、そしてドラマと何回か仕事をしていて、舞台に誘ってくれることはすごく嬉しかったんですけど、「本当にちょっとでいいです」というお話が、すごく大きな役をもらいました。今までやってきたことと、まったく別世界に行くような気がしています。皆さん舞台のプロフェッショナルですので、どのように作るのか、観察しつつ、自分のやり方みたいなものを見つけていければ。このメンバーで『12人〜』が、新しい形で生まれることができるように、一員として頑張りたいと思います。

山寺宏一 陪審員12号
このお話をいただいたときに、すごく当たるという占い師の方に占ってもらったら「何十年に一度のいい仕事が入ります」っていわれたんですよ。自信はなかったのですが、これはやらせていただこうと(笑)。本当にすごいプレッシャーを感じていまして、当日三谷さんに初めて台本を渡される夢などを見たりしています(笑)。僕は声優なんで、この後読み合わせだけは自信があります(笑)。ただ、そこから段々詰まらなくなってくると三谷さんにいわれましたので、そんなことがないように日々精進して頑張りたいと思います。
公演データ
東京公演:PARCO劇場(2005.11/27〜12/30)

【大阪公演】
2006.1/6(金)〜29(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
・11/12(土)前売開始
・全席指定9,000円
・お問い合わせ=キョードーチケットセンター TEL.06-6233-8888