『クラウディアからの手紙』手紙リーディング&公演製作発表会 - 2005年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から鐘下辰男、斉藤由貴、佐々木蔵之介、高橋惠子
▲左から鐘下辰男、斉藤由貴、佐々木蔵之介、高橋惠子
 50年間ロシアに抑留された男と2人の妻の実話を元にした舞台『クラウディアからの手紙』の手紙リーディング&公演製作発表会が、本日サントリーホール 小ホールにて催された。約120名の招待客と報道陣で埋まった会場に、脚本・演出の鐘下辰男と出演する佐々木蔵之介、斉藤由貴、高橋惠子が姿を見せた。

 太平洋戦争中にスパイ容疑をかけられシベリアに抑留された蜂谷弥三郎。夫と生き別れになりつつも日本で弥三郎の帰りを待った妻・久子。そして、37年間ロシアで弥三郎を支えながらも彼を祖国へと送り返したロシア人の妻・クラウディア。戦争という悲劇が巻き起こした奇跡の出会いと、そこに宿った愛情が生んだ実話が、ドキュメンタリー、再現ドラマ、ノンフィクションに続き、来年舞台化される。

 製作発表に先立ち、弥三郎、久子、クラウディアが実際に書いた手紙のリーディングが行われた。鐘下のナレーションやスライド映像を挟みつつ、キャストが手紙を朗読。BGMに「世界の車窓から」のテーマ曲で知られる溝口肇の同公演テーマソングが流れる中、会場は俳優の声に聞き入っている様子だった。
 「戦争の悲惨さのみをテーマとして取り扱うのではなく、純粋な意味での男と女、人間対人間のドラマとして捉えていただければ」とPRしたのは、脚本・演出を務める鐘下辰男。「10人程のアンサンブルを舞台に出して、ある種のエンターテインメント性を取り入れていきたい」と演出プランを語る場面もあった。

 戦争の悲劇に巻き込まれた蜂谷弥三郎を演じるのは佐々木蔵之介。「日常では計り知れない、想像を絶するような半生を演じられるのか、正直怖いです。命がけで臨んで、欠片でもいいから僕の体を通して表現できれば」と真剣な表情で抱負を語る。弥三郎のロシアでの妻・クラウディアは斉藤由貴が演じる。「変に作ったものではなく、クラウディアさんがどのような感じで手紙を書いたかを、音に出して表現したい。3人の人生は特殊な状況でのものだと思いますが、自分の人生や大事なことをふっと考えてもらえるように伝えられたら」と感慨深げにコメント。娘と共に日本で弥三郎の帰りを50年間待ち続けた妻・久子役には高橋惠子。「戦争という過酷で悲惨な状況の中でも、相手を思い続けるという素晴らしい感情を持って、生きていけることに感動いたしました。実在の人たちの思いにお応えできるように」とリーディングで実際の手紙を読んだためか、少し潤んだ眼差しを見せた。

 同公演は来年1月18日から2月5日に世田谷パブリックシアターで東京公演を行ったのち、大阪、福岡、名古屋、北九州、仙台での公演を予定している。
公演データ
【スタッフ】 脚本・演出=鐘下辰男 テーマソング=溝口肇 振付=井手茂太
【キャスト】 佐々木蔵之介/斉藤由貴/高橋惠子/すまけい/小林勝也/山西惇/池内万作/村上大樹/久松信義/宮島健

【東京公演】
2006.1/18(水)〜2/5(日) 世田谷パブリックシアター
・10/15(土)前売開始
・全席指定S席7,000円/A席5,800円
・お問い合わせ=ホリプロチケットセンター TEL.03-3490-4949

【大阪公演】
2006.2/14(火)・15(水) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
・11/27(日)前売開始
・全席指定7,800円
・お問い合わせ=梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ TEL.06-6377-3888

【福岡公演】
2006.2/19(日) 大野城まどかぴあ
・全席指定5,500円

【名古屋公演】
2006.2/21(火)・22(水) 愛知厚生年金会館
・11/12(土)前売開始
・全席指定S席8,000円/A席7,000円
・お問い合わせ=キョードー東海 TEL.052-972-7466

【北九州公演】
2006.2/25(土)・26(日) 北九州芸術劇場 中劇場
・12/25(日)前売開始
・全席指定5,500円
・お問い合わせ=北九州芸術劇場 芸術文化情報センター TEL.093-562-2655

【仙台公演】
2006.3/1(水) 仙台市民会館
・11/26(土)前売開始
・全席指定6,500円
・お問い合わせ=仙台放送 TEL.022-268-2174/キョードー東北 TEL.022-296-8888