市川海老蔵主演『信長』製作発表 - 2005年11月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から西川信廣(演出)、小田茜、純名りさ、市川海老蔵、田辺誠一、甲本雅裕、齋藤雅文(作)
▲左から西川信廣(演出)、小田茜、純名りさ、市川海老蔵、田辺誠一、甲本雅裕、齋藤雅文(作)
 来年1月の新橋演舞場公演『信長』の製作発表記者会見が、本日都内で行われた。同作品は市川海老蔵の襲名後、初の時代劇。海老蔵は、これまでも新歌舞伎『若き日の信長』(1999年)や『新書太閤記』(96年)などで信長を演じてきているが、今回は彼のための「信長」が齋藤雅文の手により書き下ろされる。

 会場には同作品が海老蔵との初仕事になる作の齋藤、演出の西川信廣と、キャストから海老蔵のほかに、純名りさ、小田茜、田辺誠一、甲本雅裕という新橋演舞場初登場の4人が顔を揃えた。
 齋藤雅文は、信長を「とてもチャーミングな人物」と説明。「選ばれし者の恍惚と狂気まで出せれば。時代劇ですが、今の海老蔵さんたちのエネルギッシュな部分を前面に出したい」と作品の方向性を語った。演出の西川信廣は「信長は武将として有名な人物だが、政治・経済にも精通し、既成の価値観にとらわれない、新しいことが大好きというところがアーティストにも通じるので、信長の芸術性も表現できれば」。また、信長を「天才」とひと言で表した市川海老蔵に対しては「ストレートさも、やんちゃさも信長そのもの。その辺を生かしたい」と演出プランを披露した。

 天から啓示を受け、乱世を治める代わりに力を求める信長役には海老蔵。「大うつけと言われていた人物だけど、それは当時の人が彼の考えについていけなかっただけで、本質は突いている。家康などの方が人間として完成されているかもしれないが、欠けている中に長けたものを持っている人」と信長像について話した。信長の正室、濃姫を演じる純名りさは「台本を読んだのですが、とても面白くて。濃姫の潔さに共感しました。心して演じたい」。5年ぶりの舞台となる小田茜は、信長の妹・お市に扮する。「時代劇は初めてですし、新橋演舞場という歴史のある舞台でお芝居をさせていただくことに、身が引き締まる思いです」とやや緊張の面持ち。後に信長を討つことになる明智光秀役には田辺誠一。「今はまだ信長の魅力の方が大きいので、それがどう変わっていって、どこで(反旗を翻す)ジャッジをするのか、感じてみたい」と役作りへの意欲を見せた。甲本雅裕は、今回演じる木下藤吉郎について「(藤吉郎自身が)信長が大好きな人間ですが、それよりもなりたいものがある、行きたいところがある、そのために自分の道を貫いた、人間的な人」と熱く語った。

 最後に齋藤、西川の両名が異口同音に「市川海老蔵の未知なる部分を引き出したい」と稽古に向けての意気込みを示し、「天才を目指します」という海老蔵の言葉で会見は締め括られた。来年1月2〜27日まで新橋演舞場で、2月1〜26日まで大阪松竹座でそれぞれ公演される。
公演データ
【スタッフ】 作=齋藤雅文 演出=西川信廣
【キャスト】 市川海老蔵/純名りさ/小田茜/田辺誠一/甲本雅裕 ほか

【東京公演】
2006.1/2(月)〜27(金) 新橋演舞場
・2005.11/24(木)前売開始
・全席指定一等席12,600円/二等席8,400円/三階席A4,200円/三階席B2,520円、桟敷席13,650円
・お問い合わせ=新橋演舞場 TEL.03-3541-2600

【大阪公演】
2006.2/1(水)〜26(日) 大阪松竹座
・2006.1/10(火)前売開始
・全席指定一等席12,600円/二等席7,350円/三等席4,200円
・お問い合わせ=大阪松竹座 TEL.06-6214-2211