宝塚歌劇花組『落陽のパレルモ』『ASIANWINDS!』舞台稽古 - 2006年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/『落陽の〜』より 中央はヴィットリオ・ロッシ役の春野寿美礼

▲『落陽の〜』より 中央はヴィットリオ・ロッシ役の春野寿美礼
写真/『ASIAN〜』より ふづき美世 写真/舞台稽古後のインタビューに応えた春野

▲『ASIAN〜』より ふづき美世

▲舞台稽古後のインタビューに応えた春野
 東京宝塚劇場の正月を飾る宝塚歌劇花組公演『落陽のパレルモ』『ASIAN WINDS!―アジアの風―』の舞台稽古が、初日を数時間後に控えた本日午前に行われた。なお、同公演は主演娘役・ふづき美世のサヨナラ公演でもある。

 1860年代、イタリア統一の気運が高まるシチリアを舞台にした『落陽のパレルモ』は、貴族の父と平民の母との間に生まれたヴィットリオ・ロッシ(春野寿美礼)と、シチリアの名門貴族カヴァーレ公爵家の長女アンリエッタ(ふづき)の身分違いの恋を描いた歴史ミュージカル。イタリアがファシズム政権下にあった1942年、2人の曾孫にあたるヴィットリオ・F(彩吹真央)と、ユダヤ人の恋人ジュディッタ・フェリ(遠野あすか)の関係も展開し、時代を越えて2つの愛が同時に描かれてゆく。

 『ASIAN WINDS!』は2000年に上演された『Asian Sunrise』に続き、アジアをテーマにしたショー。服部良一のヒット曲や韓国ドラマのテーマ曲、フィリピンの楽曲などを使用したほか、テーマ曲に三味線でスパイスを加えるなど、世界観たっぷりの仕上がりだ。また、上・下手の花道にスクリーンを設置して映像を流し、舞台空間に幅を持たせる工夫もされている。

 稽古終了後、主演男役の春野寿美礼がインタビューに応じた。
 まずは、正月2日からの公演ということで「1年の幕開けに公演ができることは、花組の華やかさに合っているのでは、と勝手に思っております(笑)。今年も1年、仲間たちと頑張って舞台を作っていきたいと思います」と挨拶。芝居では、念願だったという軍服を着ての演技となる。「黒燕尾と同じで、着ただけで身が引き締まります。また、制服ですので、役作りをする前でも、袖を通しただけで、肩にズッシリとのしかかるものがあります」とコメント。ショーでは、『〜Sunrise』と同じく「エイサー」のシーンも。「以前のものを再びというのではなく、今の私たちで塗り替えていこうという気持ちで」と意欲を見せた。

 膝の治療のため、昨年末のイベントを休演したことにも触れ「治療しまして、後は落ちてしまった筋肉をつける段階です。日に日によくなっているのが自分でも分かります。この公演で、リハビリを兼ねるというとおかしいですが(笑)、ちゃんと自分の膝と向き合って、千秋楽を迎えられるように」と経過を語り、最後に「少しの間でしたが、自分の心と体、そしてお客様に嘘をつかずに、正直な思いで舞台に立ちたいと思わせてくれたので、いいお休みでした」と清々しい笑顔を見せた。

 同公演は、来月12日まで上演される。
公演データ
2006.1/2(月・祝)〜2/12(日) 東京宝塚劇場
【スタッフ】 『落陽の〜』作・演出=植田景子 『ASIAN〜』作・演出=岡田敬二
【キャスト】 春野寿美礼/ふづき美世 ほか

・チケット発売中
・全席指定SS席10,000円/S席8,000円/A席5,500円/B席3,500円 *新人公演は料金が異なる
・お問い合わせ=東京宝塚劇場 TEL.03-5251-2001

パンフレット:A4版1,000円