第22回「四国こんぴら歌舞伎大芝居」製作発表 - 2006年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/市川海老蔵(左)と坂東三津五郎
▲市川海老蔵(左)と坂東三津五郎

 江戸時代に建設された日本最古の芝居小屋、香川県琴平町の金丸座。この小屋で毎年行われている「四国こんぴら歌舞伎大芝居」の第22回公演の記者会見が開かれ、出演の坂東三津五郎、市川海老蔵らが意気込みを語った。

 座頭格を務める三津五郎は、3年ぶり3回目の「こんぴら〜」登場。得意の舞踊では、先祖の三世三津五郎が初演した縁の深い『浅妻船』『まかしょ』を早替わりで踊り抜くほか、「(2004年に国立劇場で同作に出演したころから)貧しい裏長屋の風情は金丸座で演ったら面白いだろうなあ」と構想を温めていたという鶴屋南北作『浮世柄比翼稲妻』に主演。「金丸座には、ほかでは感じられない江戸の闇のような味わいがある。演じながら“素敵だなあ”と感じられる空間なので、今から楽しみです」と、歴史ある小屋に対するひとかたならぬ思いも口にした。

 一方、8年ぶり3回目の出演であり、襲名後初の登場となる海老蔵は、『仮名手本忠臣蔵』五・六段目の大役・勘平に挑む。「金丸座は、晴れていたり風が強かったり雨が降っていたりという天候が直接影響して雰囲気を作ってくれるので、演じ手の感情も昂揚する。好きだなあ」と笑顔を見せた。

 ともに思い入れのある芝居小屋での、桜咲く春の公演ということもあってか、笑いも絶えず和やかな様子の2人。このほか、浅草歌舞伎出演中のため欠席した市川亀治郎が、「私の熱い熱いお芝居をご覧頂きたく存じます」とのコメントを寄せた。

 03年には耐震構造補強工事により、観劇の妨げとなっていた4本の鉄柱が取り除かれ、江戸時代の仕掛けも復元された金丸座。蝋燭と窓からの光だけで演じられる風情たっぷりの芝居に、ぜひ一度、足を運んでみたい。

公演データ
2006.4/6(木)〜23(日)  香川・旧金毘羅大芝居(金丸座)
【キャスト】 坂東三津五郎/市川亀治郎/市川海老蔵/市村家橘/坂東秀調/市川右之助/片岡市蔵 ほか

・第一部(11:00開演)
『仮名手本忠臣蔵』五段目・六段目/『浅妻船』/『まかしょ』
・第二部(15:00開演)
『浮世柄比翼稲妻』/『色彩間苅豆』かさね

・全席指定 上場席(A席)13,000円/中場席(B席)10,000円/並場席(C席)7,000円