第50回岸田戯曲賞決まる - 2006年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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 白水社が主催する第50回岸田國士戯曲賞が、23日に発表された。今回受賞したのは、佃典彦の『ぬけがら』と三浦大輔の『愛の渦』の2作品。両者とも今回が初ノミネートでの受賞となった。授賞式は4月4日に東京神楽坂の日本出版クラブ会館にて行われ、受賞者には正賞の時計と副賞の20万円が贈られる。

 『ぬけがら』は昨年5月、文学座アトリエの会公演として、松本祐子の演出により上演された。『愛の渦』は昨年4月、三浦が主宰するポツドールの第13回公演としてTHEATER/TOPSで公演を行っている。

 選考委員の坂手洋二は「たいへんな接戦で、数作はどの作品が受賞してもおかしくない激戦だった。父親が何回も自分自身を脱いで“ぬけがら”になるというアイデアが高く評価された佃作品と、演劇が性を描くことへ果敢な挑戦をした三浦作品の同時受賞となった」、また宮沢章夫は「きわめてスキャンダラスな素材を扱いながら、その筆致はきめ細かく、描写の力は見事である。あるいは方法に対する意識も強く感じ、そこに演劇の力を感じる。難しい選考になったが、『愛の渦』を私は強く推した」とそれぞれコメントした。