コクーン歌舞伎『東海道四谷怪談』舞台安全・成功祈願式 - 2006年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から中村七之助、片岡亀蔵、坂東弥十郎、中村勘三郎、串田和美、中村扇雀
▲左から中村七之助、片岡亀蔵、坂東弥十郎、中村勘三郎、串田和美、中村扇雀
 今月18日の公演初日を控え、3日、コク−ン歌舞伎『東海道四谷怪談』の演出・美術を担当する串田和美と主演の中村勘三郎をはじめとする出演者の面々が、巣鴨・妙行寺にある「お岩様」のお墓参りを行い、公演の無事と成功を祈願した。その後、報道陣を囲んでの会見が境内で行われた。
 12年前にスタートしたコクーン歌舞伎。その第1回目に上演された『東海道四谷怪談』を再演することについて、串田は「12年経ってひと回りしたという感じ。新たな始まり、第2のスタートという気持ちで臨む」と意気込みを語った。昨年、大名跡を継いだ中村勘三郎は「当時、劇場の芸術監督だった串田さんと『四谷怪談』でコクーン歌舞伎を始めたことが、その後のNY公演や野田版歌舞伎にも繋がっていった。原点の作品だが、懐かしいというよりも、南番・北番での上演ということもあって新たに作るという思い」と“第二のホーム・渋谷”での名作再演に意欲を燃やした。

 同じ渋谷のPARCO劇場で一足先に公演が始まっている新作歌舞伎『決闘!高田馬場』について聞かれた勘三郎は、「観に行って、公演のパンフレットを読んだら、初めての歌舞伎上演だからって“こっちには捨てるものがない”なんて書いてて。まったく冗談じゃないよ。こっちだってまだまだ“革新”だよ!」と息巻いた。とはいえ、「渋谷で歌舞伎が二座も開いているなんて夢のよう」と新たなライバルを歓迎していた。

 「お岩様」へのあいさつを済ませて、晴れやかな表情を見せた一同。「歌舞伎は何でもアリ」その精神を受け継ぎつつ、コクーン歌舞伎の第二章がいよいよ始まる。

 塩冶浪士の民谷伊右衛門は、四谷左門の娘・お岩との復縁の迫るが、過去の公金横領の罪に感づき離婚をさせた左門は頑として認めない。業を煮やした伊右衛門は、左門を殺害。お岩は、「仇を討つ」と言う伊右衛門のうそを信じて復縁を受け入れてしまう。伊右衛門との間に子をなしたお岩だったが、病気がちになり、伊右衛門の心も次第に隣家の娘・お梅に移る。お岩が邪魔になった伊右衛門は、面相を変えてしまうほどの劇薬を飲ませて無情にも妻を殺してしまうが……。南番は、第1回で上演された『四谷怪談』を新演出で上演。北番は、南番では描かれない「三角屋敷・小仏小平内」の場面を含めた新版を送る。

公演データ
2006.3/18(土)〜4/24(月) Bunkamuraシアターコクーン
【スタッフ】 作=四世鶴屋南北 演出=串田和美
【キャスト】 中村勘三郎/中村橋之助/中村七之助/坂東新悟/笹野高史/片岡亀蔵/坂東弥十郎/中村扇雀 ほか

・チケット発売中
・全席指定1等平場席・椅子席13,000円/2等席8,500円/3等席4,500円、当日立見A 3,500円/立見B 2,500円
・お問い合わせ=ハローダイヤル TEL.03-5777-8600