『リボンの騎士ザ・ミュージカル』製作発表 - 2006年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/出演者のめんめん
▲出演者のめんめん
 作品発表から50年以上の時を超え、手塚治虫の名作漫画「リボンの騎士」が、ついにミュージカルとなる! 出演はモーニング娘。、美勇伝ら、ハロープロジェクトのアイドルのめんめん。宝塚歌劇団の植田紳爾(監修)、木村信司(脚本・演出)、手塚治の息子でもある手塚眞(スーパーバイザー)という強力なスタッフ陣を迎え、大人も子供も楽しめる本格的なミュージカルに仕上げるという。

 主人公のサファイアを演じるのは、メンバー随一の宝塚ファンという高橋愛。彼女が恋に落ちるフランツ王子は、石川梨華、安倍なつみ、松浦亜弥のトリプルキャストとなる。また、初の本格ミュージカル挑戦となる彼女たちを、ミュージカル界での活躍が目ざましいマルシア、そして宝塚歌劇団の箙かおるが、脇でしっかりとサポートする。

 男と女の2つの魂を宿して、シルバーランド国王のもとに生まれたサファイア。王位継承権を得るために男として育てられた彼女は、ある日、隣国のフランツ王子と出会う。生まれて初めて恋に落ち、男として生きていかねばならない宿命に葛藤するサファイア。だが、そんな彼女にさらなる悲劇が待ち受けており……。
高橋愛 サファイア役
(宝塚やミュージカルは)憧れていた世界だったので、すごくビックリしたのと、嬉しかったのと、ちゃんとやらなきゃというのとで、複雑な気持ちです。言葉でうまく表せないんですけど、とにかく頑張ります。

マルシア シルバーランド王国の王妃役(サファイアの母)
役を演じるというのは、魂をもう一回作り直す作業。これまでも娼婦など強烈な役ばかりでしたが、今回は王妃ということで、やっぱり普通のせりふや歌い方も一からトレーングしないといけませんね。私自身も王妃になった気分で(笑)、頑張らせていただきます。

植田紳爾(監修)
木村君は宝塚のエースですけど、日本のミュージカル界でもこれからもっと頑張ってほしいと願う一番の星でもあります。日本のミュージカルは輸入ミュージカルの時代からオリジナルを作る時代にきていると思います。そういう意味で手塚先生の不朽の名作をもとに、無限の可能性を秘めた出演者のみなさんと日本のミュージカルを作り、輸出してほしいと期待しています。面白いものになると思いますんで、期待していてください。

木村信司(脚本・演出)
もうすでに稽古を始めているんですが、ハロープロジェクトのみなさんは、まず、団体行動で鍛えられているので根性がある。それから映像で鍛えられているので集中力がある。なので、基本的なトレーニングを積んでいけば、すごいものになるのではと期待しています。一人ひとりが可能性を秘めているので、それを発掘したいと思っています。

この場を借りて二つお礼を。まずはマルシアさん。宝塚では、下級生は上級生の背中を見て「いつかああいう風になりたい」と思いながら育つんですけど、今回はそういう意味もあってマルシアさんに出ていただきました。それから、手塚プロへ。今回のミュージカル化にあたって「自由に脚色して構わない」とおっしゃっていただきました。ありがとうございました。

今回は、普通のアイドルの芝居をするつもりはありません。そうでなければ、宝塚からくる意味がありませんし。そして、ハロープロジェクトを使って、宝塚の真似事をするつもりもありません。今の彼女たちにしかできない、鍛え上げられたミュージカルをやりたいと思っています。彼女たちの現在だけではなく、未来も映す、そんな作品にしたいですね。

手塚眞(スーパーバイザー)
ハロープロジェクトで「リボンの騎士」が舞台化されるというお話をきいた時は、「そんな夢みたいなことができるんですか」と少し半信半疑でした。でも、成立する夢もあるんですね。とても喜んでいます。素敵な瞬間です。

みなさん御存知のとおり、手塚治虫は幼いころ、宝塚歌劇を観て育ちました。そして「リボンの騎士」というのは、まさに宝塚歌劇に捧げた、そのイメージで描かれた作品です。漫画自体がミュージカルと言ってもいいくらいの。それが時を経て、宝塚歌劇の方にもお手伝いいただきながらミュージカルになるということは、日本の近代から現代における舞台文化の一つの総決算になるんじゃないかと期待しています。

「リボンの騎士」は手塚治虫の代表作の中でも、最も夢の豊かな作品ではないかと僕は思っています。今の若い方には、なかなか夢を抱けない方も増えていますから、そういう方にこのステージを観ていただいて、夢を見つけていっていただきたいですね。
 会見の終盤、記者がマルシアに質問を。「周りは若い方ばかりですが、思うところはありますか?」。「ちょっと、ひどいじゃないの〜」と軽く反撃したあと、「逆にエネルギーをもらいたいですね。うちの8歳の子供とはまた違った種類の若いエネルギーを吸収して楽しくやっていこうと思います。(出演者のめんめんに向かって)みんなは『マルシア怖い』って思ってるかもしれないけど、大丈夫。実は本当に怖いのよ〜(笑)」と会場の笑いを誘っていた。
公演データ
2006.8/1(火)〜27(日) 新宿コマ劇場

【スタッフ】 原作=手塚治虫 監修=植田紳爾 脚本・演出=木村信司 音楽=甲斐正人 スーパーバイザー=手塚眞
【キャスト】 吉澤ひとみ/高橋愛/紺野あさ美/小川麻琴/新垣里沙/藤本美貴/亀井絵里/道重さゆみ/田中れいな/久住小春/石川梨華/三好絵梨香/岡田唯/マルシア/箙かおる(宝塚歌劇団)・安倍なつみ/辻希美/松浦亜弥(特別出演)

・4/2(日)前売開始
・全席指定S席9,500円/A席5,000円
・お問い合わせ=新宿コマ劇場 TEL.03-3200-2213