三越劇場6月公演『三越歌舞伎』 - 2006年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から市川笑三郎、市川段治郎、中村獅童、市川春猿、市川猿弥
▲左から市川笑三郎、市川段治郎、中村獅童、市川春猿、市川猿弥
 三越劇場の60周年を記念して、同劇場の看板の一つ『三越歌舞伎』が2年ぶりに上演される。同企画は昭和21年に、それまでの“三越ホール”が、本格的な演劇を上演する“三越劇場”へと路線変更を遂げた際のこけら落とし公演として開催されたもので、若手を中心とした座組で活気あふれる舞台を見せるのが特長。西洋風の意匠が施されたクラシックな劇場での歌舞伎公演という和洋折衷のイメージも人気が高い。

 今回は、映画などでも活躍する当代きっての人気役者・中村獅童を中心に、『車引』『女殺油地獄』の2演目を上演する。脇を固めるのは、市川猿弥・市川笑三郎・市川春猿・市川段治郎ら、市川猿之助門下(澤瀉屋)の実力派キャスト陣。若さと活発さにあふれる顔ぶれだけに、制作発表もまた、賑やかなものとなった。
中村獅童
3度目の三越劇場で、歌舞伎座とは違う雰囲気を楽しみたいと思っています。映像で芝居をする時にも僕の根底にあるのは、常に歌舞伎です。今回は歌舞伎という演劇を若いお客様にもアピールしつつ、やっぱり獅童は歌舞伎役者なんだな、と思ってもらいたいですね。

市川猿弥
本日の反省点はなぜ黒いスーツでこなかったか、ということです。僕だけ司会者みたいで(笑)。初めての三越歌舞伎出演ですが、ここは劇場が小さくていいなって思ってます。澤瀉屋の若手として、まだ、若手と言っていいのかわかりませんが……(ここで獅童から「『車引』は猿弥のひっこみを楽しみにしてます」と一言)……(笑)そうですね、『車引』では飛び六方もありますし、大仰なナリですからね。

市川笑三郎
由緒ある三越歌舞伎に初めて参加できますことを大変光栄に思っております。(殺人事件を題材にした)『女殺〜』ではお吉という役をさせていただきます。このところの悲しい出来事の多いのを見ていますと、このような事件は現代でも変わりなくあるものだなと感じているところです。この役は20代で一度経験して、本当にリアルな芝居だと知りました。今回は獅童さんと楽しい殺し合いをできればいいな、と思っております(笑)。

市川春猿

『車引』の桜丸は、今から15年以上前に、国立劇場の研修所の卒業公演でさせていただいた役です。また三越劇場では9年前に舞踊のリサイタルをさせて頂いた場所です。懐かしい三越で、懐かしの桜丸をやるということで、気持ちを新たに頑張りたいと思います。皆さん、応援よろしくお願いいたします。

市川段治郎
『車引』では松王丸をさせていただきますが、先ほど春猿も申しましたように、この役は私にとって初めての歌舞伎の(研修所での)舞台で、その時の桜丸が春猿でした。そういった意味でも思い入れのある演目です。また、『女殺〜』は松嶋屋(片岡仁左衛門)の旦那が監修してくださるということで、大変楽しみにしております。三越劇場は楽屋も狭く、あ、いや、小さく(笑)、猿弥さんを中心に獅童さんと楽しい1カ月を過ごせるのではないかと思っております。
公演データ
2006.6/2(金)〜22(木) 三越劇場

【キャスト】 中村獅童/市川猿弥/市川笑三郎/市川春猿/市川段治郎/坂東薪車/市川寿猿/坂東竹三郎 ほか

・演目  菅原伝授手習鑑『車引』/『女殺油地獄』

・チケット発売中
・全席指定8,500円
・お問い合わせ=三越劇場 TEL03-3274-8673