『和宮様御留』製作発表 - 2006年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から竹邑類、植本潤、池畑慎之介、波乃久里子、小川眞由美、加納幸和
▲左から竹邑類、植本潤、池畑慎之介、波乃久里子、小川眞由美、加納幸和
 有吉佐和子の二十三回忌追悼公演として、6月に新橋演舞場で上演される『和宮様御留』。一昨年上演された花組芝居初演版を改訂し、竹邑類の演出で、新たな作品として登場する。その製作発表が、皇女和宮と浅からぬ縁がある、明治記念館で行われた。波乃久里子、池畑慎之介、小川眞由美ら豪華衣裳に身を包んだ出演者が、会場を盛り上げた。

 物語は、公武合体が叫ばれる幕末期。皇女和宮の降嫁を迫る幕府方に対し、和宮の母・勧行院をはじめ朝廷方の女たちはとてつもない策謀を思い付く。それは、下女のフキを和宮の替え玉に仕立て上げ、江戸に送り込んでしまおうというものだった――。

 配役は以下の通り。フキの面倒を見る少進役を波乃久里子、勧行院役を池畑慎之介、勧行院の兄・橋本実麗役ほかを加納幸和、下女フキ役を植本潤、この「御留」を執筆したとされる女官・庭田嗣子役を小川眞由美が演じる。
加納幸和(脚本)
なるべく原作の良さを生かすのが私のモットーなのですが、初演で分かりにくかったところなど、一部書き足しました。人と国、国と国、そして地球といったさまざまなつながりの中で人間は生きていて、いろいろな人にかかわっていくわけですが、それでも人間は戦争をやめられない。そんな人間たちの悲劇、そしてその中で抹殺されていく個人のことを、この物語をやるにあたって描きたいと思いました。

竹邑類(演出)
近年には珍しく、やる意味のある、重々しい芝居だと思います。幕末の動乱といった時代の流れよりもっと日常的な視点、政治よりも女たちの情念の部分を見せたいですね。

波乃久里子
以前、和宮役をやったときは気品を出すのに苦労しましたが、今回は侍女の役ですから気持ちが少し楽です。竹邑さんにどんな役者さんをイメージしたらいいかと伺ったら、八千草薫さんのイメージでということだったので、なるべく近付きたいと思います(笑)。

池畑慎之介
ご覧の通り、阿鼻叫喚(あびきょうかん)、地獄絵巻になるでしょうね(笑)。私は今回が3度目の母親役ですが、品の良さとその中にうごめくきりきりした女の情念を演じたいです。

小川真由美

とにかく一番せりふが多くて、言葉でノイローゼになりそうです(笑)。私の役は、ちょっとの間と思って被った仮面が、気付かないうちにお面が自分の肌肉になってしまっているような女性。そう思うと、恐ろしいですね。

植本潤
40歳近い男の僕がこの役をやるのもすごいウソだと思いますが、ウソのつき方が上手な先輩たちに囲まれて頑張りたいと思います(笑)。
公演データ
2006.6/4(日)〜26(月) 新橋演舞場

【スタッフ】 原作=有吉佐和子 脚色=加納幸和 演出=竹邑類
【キャスト】 波乃久里子/池畑慎之介/加納幸和/松村雄基/小川眞由美/植本潤 ほか

・チケット発売中
・全席指定一等席10,500円/二等席7,350円/三階席4,200円
・お問い合わせ=新橋演舞場 TEL.03-3541-2600