地球ゴージャス『HUMANITY』公開舞台稽古 - 2006年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/種太郎一行は、旅の果てに“悪しき鬼”邪鬼(中央奥)を追い詰めるが……
▲種太郎一行は、旅の果てに“悪しき鬼”邪鬼(中央奥)を追い詰めるが……
写真/岸谷五朗(左)と寺脇康文 写真/高橋由美子、唐沢寿明、戸田恵子

▲岸谷五朗(左)と寺脇康文

▲左から高橋由美子、唐沢寿明、戸田恵子
 岸谷五朗と寺脇康文の企画ユニット「地球ゴージャス」が、結成11年目にして初のミュージカルに挑む。おなじみ桃太郎伝説と現代の会社社会を交錯させて、「人間らしく生きる」とは何かを問うオリジナル作品。7日の初日を前に、最後の通し稽古が取材陣に公開された。

 新宿コマ劇場のひろびろとした舞台上の中央には、時に会議室に、時に戦いの場に変化する、勾配のついた円形の回り舞台。その一巡りで、現代のサラリーマン物語とおとぎ話が、テンポよく入れ替わる。現代では、理不尽なリストラの嵐が吹き荒れる大企業でのオフィスラブ、珍妙な企画会議、そして大逆転を狙った新商品の開発など、会社社会の悲喜こもごもがユーモラスに描かれる。一方、主人公のサラリーマン・順平(唐沢寿明)が夢見る、桃太郎ならぬ種太郎のやる気のない鬼退治の珍道中では、40名のアンサンブルを含めた大立ち回りから、豪快なフライングまで見どころたっぷりだ。

 そして、気になる歌もアクションに乗せたロックから、コミカルなラブソングまで多彩。特に高橋由美子と戸田恵子、二人の“歌姫”がクライマックスで披露する歌声は圧巻だ。人間として失ってはならないもの、生き生きと生きるために必要なもの――笑い、歌に酔いながらも、改めて自分にとっての「人間らしさ(HUMANITY)」を考えさせる舞台だった。

 うだつの上がらないサラリーマン・順平は、「鬼嫁」朝子(戸田恵子)に怯えつつ、かわいさ抜群ながら少し“不思議ちゃん”の愛人・ミヨちゃん(高橋由美子)とのオフィスラブにうつつをぬかす、まさに“ダメリーマン”。そんな彼が、ある夜から、桃……ではなく桃の種から生まれた「種太郎」として、イヌ(寺脇康文)らお供や“いい鬼”鬼レッド(岸谷五朗)にせがまれ、いやいや鬼退治に出向く夢を見るようになる。一方、会社では新商品の企画開発チームの一員に選ばれるが、つまらない企画を出したらクビ、という大ピンチ。チームのメンバーを見れば、不思議と夢で見た顔ばかり。最初はやる気をみせなかった順平/種太郎だったが、次第にあきらめていた自分の力を信じるようになり……。

 舞台稽古前に行われた会見でのコメントは以下のとおり。
岸谷五朗 鬼レッド
すばらしい役者陣が集まって、気持ちが非常に盛り上がっている。「人間らしく生きる」は地球ゴージャスの一貫したテーマ。今回は、それを前面に出してみました。

寺脇康文 イヌ/犬山弘
毎回、地球ゴージャスでは集大成を作るつもりでやってきた。だから、つねに最新作が最高傑作。喜びや悲しみ、観る人の五感を刺激する舞台にしたい。

唐沢寿明 順平/種太郎
40過ぎてこの格好をさせられて……。(岸谷・寺脇の)二人が台本と違うことを言うので、稽古は大変でしたよ。女性二人(戸田・高橋)は小さ過ぎてどこにいるか分からないし(笑)。人生がコメディーみたいなものだから(笑)、いつも通りやるだけです。

戸田恵子 朝子/鬼ピンク
唐沢さん、演技がすばらしい。(高橋)由美子ちゃん、歌がすばらしい。岸谷さん、寺脇さん……(しばし沈黙)すばらしい! (「何が?」という問いに)それは秘密です!(笑) この作品は、コマの装置をフル活用、50人近くの人が総動員で動き回ります。びっくりしますよ。

高橋由美子 ミヨちゃん/邪鬼
(戸田のコメントを受け)同じです。(周囲の「ズルい!」という突っ込みをかわし、笑顔で)劇場でお待ちしています!
公演データ
【スタッフ】 作・演出=岸谷五朗 演出=寺脇康文
【キャスト】 岸谷五朗/寺脇康文/唐沢寿明/戸田恵子/高橋由美子/植木豪/蘭香レア ほか

【東京公演】
2006.5/8(月)〜6/11(日) 新宿コマ劇場
・チケット発売中
・全席指定S席10,500円/A席8,400円
・お問い合わせ=地球ゴージャスFC TEL.03-5457-3485

【大阪公演】
2006.6/21(水)〜30(金) フェスティバルホール
・チケット発売中
・全席指定S席8,500円/A席7,500円
・お問い合わせ=キョードーチケットセンター TEL.06-6233-8888