浅草に江戸芝居小屋を!!推進総決起大会 - 2006年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/串田和美(左)と中村勘三郎 写真/芝居小屋のイメージ図

▲串田和美(左)と中村勘三郎

▲芝居小屋のイメージ図
 かつて日に千両を売り上げるとうたわれた芝居小屋・猿若三座があった浅草に芝居小屋を再び……夢の実現に向け、地元民が動き出した。

 そもそもの発端は2003年江戸開府400年を記念して開かれた「大浅草まつり」。本堂西側一帯に江戸の町並みを再現し、浅草寺境内の仮設テントでは勘三郎(当時勘九郎)を座頭とした「平成中村座」が登場し、連日のにぎわいを見せた。このイベントの成功をきっかけとして浅草っ子たちが立ち上がり、台東区や浅草観光連盟などによる「浅草地区観光まちづくり推進協議会」が発足。浅草に常設の芝居小屋建設を目指すこととなったのだ。代表発起人として勘三郎、演出家の串田和美らが名を連ね、このたび決起大会が開かれた。

 構想では、歌舞伎に限らず現代劇や落語など多種のジャンルの公演を行える場所にしたいとし、2009年を目標に、まず鉄骨の2階建てで建設。資金を集め、ゆくゆくは木材を用いた本格的な江戸の芝居小屋の再現を目指す計画だ。候補地は浅草寺にほど近い場所。今は台東区民会館や産業貿易センター台東館などが入るビルが建っている。現在、夢の実現のために10万人を目指して署名を募っており、ホームページからの署名も可能。(下記公式サイトを参照)

 芸能との関係深い浅草に、江戸情緒たっぷりの芝居小屋ができるという、芝居ファンにとっても楽しみな企画の第一歩が踏み出された。
中村勘三郎
私に小屋を一つもらえるというわけではないんですが(笑)、役者としてありがたい話で、実現できるのであれば、ぜひやりたい。江戸が生きる浅草に小屋ができるというのはうれしいです。微力ながら、芝居のため、浅草のためにご協力できればと思っています。

串田和美
地元の人たちの劇場が欲しい、作りたいという思いがすばらしい。芝居というのはいろんな人の思いが集まって成立するもの。これこそが演劇的だなぁと思います。江戸文化を感じられる小屋ができて、我々のルーツはこういうものであるというのを感じられる、芸能の喜びをかみしめる場所になるのではないでしょうか。