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2006/7/21
緒形拳ひとり舞台『白野シラノ』制作発表
▲緒形拳(左)と鈴木勝秀 新国劇の祖である故・沢田正二郎、その直弟子・島田正吾が愛した名作がこの秋、緒形拳のひとり舞台『白野』としてよみがえる。新国劇の舞台に学び、当時の看板俳優・辰巳柳太郎や島田らに師事した緒形の目には、青春期を想う懐かしさと役者としての決意とがあふれていた。 作品への意気込みを、と司会者からマイクを渡された緒形は、しばしその姿勢のまま、言葉を探していた。
「……島田(正吾)先生が亡くなって今年で三回忌、先生が亡くなった時に、新国劇の埃っぽさ、あの男たちの芝居をまたやれないかと、ふと思ったんです。“半歩前進”の新国劇の精神にのっとって、毎回少しずつ少しずつお客さんの前を進めるような、そういう芝居がやりたいです。かつて劇場に来ていた男たちは、今どうしたのか。10月、劇場に来て下さい。そして泣いて下さい」(緒形)
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