ブロードウェイ・ミュージカル『スウィーニー・トッド』制作発表会 - 2006年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から大竹しのぶ、市村正親、宮本亜門
▲左から大竹しのぶ、市村正親、宮本亜門
 スティーヴン・ソンドハイムの代表作にして問題作『スウィーニー・トッド』が、宮本亜門演出・振付のもと、市村正親・大竹しのぶの主演で、来年1月に上演されることが決まった。制作発表ではキャストもスタッフも気合いたっぷりのコメントを寄せた。

 無実の罪を着せられ、流刑に処された男は、一連の事件が実は妻に横恋慕した判事の策略と知る。復讐心に燃える彼は、ミートパイ屋の2階で理髪店を開き、虎視眈々と判事への復讐のチャンスを狙うのだった……。

 現代ミュージカルを牽引する作詞・作曲家ソンドハイムの代表作『スウィーニー・トッド』は、リバイバル版が本年度のトニー賞最優秀演出賞・最優秀オーケストレーション賞を受賞し、またティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演で映画化も噂されるなど、今まさに“旬”を迎えている作品だ。79年にハロルド・プリンス演出によりブロードウェイで初演されて以来、何度も上演を重ねてきたヒット作だが、日本では81年に鈴木忠志演出、市川染五郎(現・松本幸四郎)・鳳蘭・市原悦子らにより初演されて以来、四半世紀ぶりの上演となる。

 演出は、ソンドハイムとは公私を通じて親交があるという宮本亜門。すでに『太平洋序曲』『Into The Woods』などのソンドハイム作品を手掛けている彼だけに、期待は高まる。また日本のミュージカル界を代表する俳優・市村正親、意外にもミュージカル初出演となる演技派女優・大竹しのぶが、それぞれ理髪師のスウィーニー・トッドと彼の犯罪の片棒を担ぐラヴェット夫人を演じる。各人のコメントは以下の通り。
宮本亜門
『スウィーニー・トッド』は、ぜひ一度やってみたかった作品。単なるスリラーではなく、ボタンをかけ違えたら誰でもとんでもない事件を起こしかねない、そういったところを大事にしたいです。日本初演された時に比べると、信じられないような事件が日本でも次々に起こっているので、現実感は持てるはず。(登場人物と)私たちの心情とが重なるところを丁寧に、手を掛けて描きたいし、出演者の方ともよく話し合っていきたいと思います。

市村正親
大竹さんとはNHKの大河ドラマで共演して以来、ずっと互いの舞台を観るだけで、なかなか共演の機会がなかったので、ミュージカルで共演できてとてもうれしいです。また、過去に『リトル・ナイト・ミュージック』でソンドハイム作品はやっていますが、曲が大好きなんです。この作品は特に、ソンドハイムの曲の難しさが生きた作品だと思うので頑張ります。

大竹しのぶ
30年近くこの仕事をしていて、稽古前からこんなにドキドキできる作品に出会えるのは本当に新鮮です。ミュージカルは初めてですが、16年前、一度『ミス・サイゴン』のオーディションを受けたことがあるんです。結局落ちてしまったのですが(笑)、その時に歌の力ってすごいなと思いました。難しい歌はありますが、歌だけれど芝居のように歌えたらいいなと思います。