米倉涼子初舞台『黒革の手帖』製作発表会 - 2006年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から左とん平、紫吹淳、米倉涼子、遠野凪子、北村総一朗
▲左から左とん平、紫吹淳、米倉涼子、遠野凪子、北村総一朗
 平凡な銀行員から銀座の夜の蝶へ――テレビドラマとして一昨年に放送され、大きな話題を呼んだ松本清張原作の「黒革の手帖」が、主役・元子を好演した米倉涼子を再び起用し、舞台化される。初舞台にして初座長となる米倉は、艶やかな着物に身をつつみ、すっかり男たちを手玉に取る「元子」モードで登場。豪華共演者たちとともに、舞台版『黒革の手帖』の製作発表会に臨んだ。

 銀行から横領した1億2千万円でクラブ「カルネ」をオープンし、男たちの欲望を利用してのし上がっていく元子の半生を描く「黒革の手帖」。裏切り、嫉妬、陰謀が錯綜し、めまぐるしく変化していく人間模様を、舞台ではさらにスピーディーに描くという。演出の西川信廣は「明治座の大きな舞台を3つに分けて、暗転を使わずに素早く場面を入れ替える」と語り、欲望渦巻く銀座、人情を醸し出すおでん屋などを舞台に、元子が持つさまざまな顔をダイナミックに描き分ける演出プランを明かした。また、米倉とも一致したという「黒革の手帖」のイメージとしてタンゴを挙げ、劇中でもタンゴの調べに乗せたダンスで“男女の心の揺れ”を表現するという。

 「明治座さん全部を“銀座”にしたい」と意気込む主演・米倉。10月は明治座で銀座の享楽に酔ってみてはいかが。
 
 会見に出席した出演者のコメントは以下のとおり。
米倉涼子 原口元子(クラブ「カルネ」のママ)
今でも悪女イコール「黒革の手帖」の元子と言っていただけることがうれしい。舞台でもテレビドラマを観た方が期待する元子のイメージには応えたいと思います。ただ、テレビでは見せなかった一面も観てもらいたい。着物、洋服、ドレスと衣裳替えも大変ですが、マジックばりにがんばります。大きな失敗をするか成功をするか、そういう意気込みでいます。

岡本健一 安島富夫(議員秘書)
議員私設秘書という今回の役をもらって以来、新聞の政治欄も何となく気にするようになりました。普段は銀座のクラブに行くことはないので、今回の舞台で銀座ナンバ−1のホステス、美女に囲まれるのは楽しみ。欲望がうごめく世界を生で体験できるし、男性の方でも楽しめる舞台になるのではないかと思います。

紫吹淳 岩村叡子(クラブ「燭台」のママ)
宝塚退団後、初めてテレビドラマに出演したのが「黒革の手帖」でした。今回は、その時の役と違う、クラブのママという役。こういう役は初めてなので、役づくりのために事務所の社長にぜひ銀座のクラブに連れて行ってもらおうと思っています(笑)。

遠野凪子 山田波子(「カルネ」のナンバーワンホステス)
波子は気性が激しく、したたかで、女の武器を最大限に生かそうとする人。この際、思い切り楽しんでやりたいと思います。米倉さん演じる元子との激しいバトルも楽しみにしてください。

左とん平 橋田常雄(医学進学ゼミナールの理事長)
若いころからちょくちょく銀座へ通い、何十年も無駄なお金を使ってきたが、それがやっと役に立つ(笑)。男の嫌らしい部分を出していきたいね。舞台俳優としてもそこそこ経験を積んできたので、いろいろと(共演者に)伝授しようかな。

北村総一朗 楢林謙治(楢林美容外科クリニック院長)
明治座出演は初めて。何ごとも初体験は大事だね。実は経費で銀座に行こうと思ってたけど、稽古場の方が華やかそうだから止めた。きっと楽しい舞台になると思うよ。
公演データ
【スタッフ】 原作=松本清張 脚本=金子成人 演出=西川信廣
【キャスト】 米倉涼子/岡本健一/紫吹淳/遠野凪子/波乃久里子/左とん平/金田龍之介/北村総一朗 ほか

2006.10/3(火)〜26(木) 明治座
・チケット発売中
・全席指定A席12,000円/B席5,000円
・お問い合わせ=劇場 TEL.03-3660-3900